ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(12/27/夜)ー

悠「寒いっしゅっ!」

マリア「一日に何回寒いっていってます?」

悠「20回より上は確かだ」

ともき「かなりうっとおしいな。」

悠「またまた」

マリア「ご家庭で殴られたりしませんか?」

悠「真桜にぶん投げられるぐらいかな」

ともき「完全にうっとおしがられてるだろソレ。」

悠「またまたぁ」

ともき「それもうっとおしい」

氷室「身体を動かせば暖かくなりますよ」

悠「寒くて身体が思うように動かない」

マリア「負のループ」

悠「こういう時は酒を飲んで温まるのが二番だ」

氷室「一番は?」

悠「女の子とにゃんにゃん」

ともき「凍死すればいいのに」

悠「ホームレスじゃないんだから」

マリア「ホームレスでなくてもこの時期は一定の凍死者って出るらしいですね。」

悠「宴会とかの帰りに路上で寝てそのまま永眠コース」

ともき「悲惨だな…」

氷室「最高の気分でホカホカして眠っての永眠ですから、ある意味では絶好かもしれませんよ。」

悠「眠薬ガス自殺のマイルド版だな。泥酔凍死」

ともき「マイルドじゃないだろ」

マリア「ワイルド?」

悠「ガバーーッと飲んでグデーーって寝て、シンツ……死ぬ。」

ともき「ワイルドではない」

氷室「でも、一番それで迷惑なのは発見する人ですよね。朝から凍死死体とご対面なんて」

悠「死ぬなら迷惑にならないように死ねって話だよな。」

マリア「迷惑にならない死ってどんなですかね?」

悠「身辺整理後富士の樹海でハングドマン」

崇「そういう奴は大概身辺整理なんてできないだろ。」

氷室「借金とか背負ってそうですよね。」

マリア「生ぬるい。私なんて100憶の借金があっても楽しく生きてるのに」

ともき「それはホント逞しいな」

悠「龍が如くのカラの一坪でも10億のにな。あ、でも、遥は100億か」

マリア「それ聞くとなんか私勝ち組な気がしてきました。」

悠「100億の価値のある女と100億の借金がある女は意味がだいぶ違うけどな」

マリア「アイツ、ムカつく、殴りたい」

ともき「どうぞ」

氷室「石握ります?」

崇「刃物を使え」

悠「殺人教唆で逮捕されろ!!」

崇「叩けば埃がいくらでも出るのはお前だろ」

悠「おれはいつだって上手くやってきてる。」

ともき「その割にはいらない恨みを買い続けてるよな」

悠「気のせいさ。はい、小鳥遊お勉強問題!紀元前216年のカルタゴがローマを背後から奇襲しローマが敗北した戦いは?」

マリア「甘寧」

氷室「では、凌統で」

ともき「カンネーの戦い」
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