ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(12/16/夜)ー

悠「やっべー、雹が雹がぁぁ!」

吉音「サバンナにいる?」

悠「それはヒョウ」

ともき「そのくだり昨日もやっただろ」

想「昨日もやったんですか」

悠「昨日も今日も雹が降るとかおかしなことになってるからね!」

マリア「冷え具合を考えたらおかしくも不思議でもないですけどね」

悠「おかしいよ!こんなの、おかしいよ!」

ともき「うるさい」

悠「よしねー、あっためてー!」

吉音「いいよー」

悠「うへへっ」

マリア「斬りましょう」

悠「なんでや」

マリア「面が気に食わん」

悠「この美少年フェイスのどこが気に食わんのか!!」

ともき「それ飽きてきたんだが」

悠「……このプリチーフェイス」

マリア「ハンッ!」

悠「腹立つわぁ」

想「まぁまぁ」

悠「ごろにゃーん」
すりすり

マリア「あの淫獣を駆除しましょう」

悠「誰が淫獣じゃい!百歩譲って聖獣だろ!」

マリア「性獣?」

ともき「やっぱり淫獣か」

悠「……じゃ、まぁいいか」

想「諦めちゃダメですよ?!」

悠「おおっと、つい認めかけてしまった!おれは淫獣じゃない!」

マリア「じゃあなんですか?」

悠「ただのスケベだ」

ともき「アホだろ」

悠「アホじゃないスケベだ!って、誰がスケベだ!!」

吉音「ノリツッコミ?」

悠「どやぁ!」

ともき「いや、ドヤ顔するようなこと言ってないだろ」

悠「だよな」

マリア「ですね」

ともき「なんだお前ら」

吉音「楽しそうだね」

悠「まぁまぁかな。可もなく不可もなく程度?」

マリア「何様なんですかねぇ。」

ともき「そのうち痛い目かバチに当たるんだろうな」

想「あはは…」

崇「そいつの場合は定期的に痛い目を見て血を流さないと体調不良を起こすからな。」

氷室「現代流の瀉血でしょうか?」

悠「そんなわけあるか!」

吉音「シャケ?」

想「瀉血です」

吉音「しゃけつって何?おーさま」

崇「知らん」

氷室「人体の血液を外部に排出させることで症状の改善を求める治療法の一つですね。」

吉音「採血?」

想「悪くなった血を抜いて健康になるという形態の治療法です。ですが、現代医療の観点からは治療効果はないとされています。」

悠「一応限定的な症状の治療に用いられることもあるけど……。まぁ、基本は瀉血なんてのはしない。」

崇「お前を除いては」

悠「血は流したくねぇわ!!はい、小鳥遊お勉強問題!定員300名(後に600名)の終身議員からなる立法機関は?」

マリア「ゲンゴロウ委員」

吉音「なにそれカッコいい!」

ともき「カッコいいか?!」

想「元老院ですね。」

氷室「ですね、王様」

崇「やめろ」
22/100ページ
スキ