ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(12/9/夜)ー

悠「気温のリカバリーはまだですか?」

ともき「気温のリカバリーってなんだ」

悠「おれもわからんけど、暖かくなれってことにしといてくれ」

ともき「分からない上にしといてくれってなんだ」

マリア「いくらでですか?」

悠「金金金、騎士として恥ずかしくないのか!!」

マリア「騎士以外の発言は認めない!!」

「「……」」

ともき「全員黙るのかよ」

悠「騎士じゃないからな」

マリア「私は守銭奴です」

鈴猫「守銭奴って職なの?」

マリア「ギリギリ盗賊じゃないけどもまっとうな商人でもないって立ち位置のジョブです」

ともき「いや、普通に家政婦でいいだろ」

悠「っか、ドラクエの職で商人って無くなったよな」

マリア「それどころか職業変えるのもなくなってきてるじゃないですか。」

ともき「ドラクエで職業かえれないのって別に多くもないんじゃないか」

悠「肩書が職みたいなものもあるがな」

マリア「鈴猫さんの職は女神ですか?」

鈴猫「学生です」

悠「八極拳士かへそ神だろ」

ともき「後者はおかしい」

鈴猫「前者も否定して!!」

崇「ふっ」

鈴猫「なに?」

崇「なんでもない」

鈴猫「言いたいことがあるならどーぞっ!!」

崇「ほう、本当にいいのか?」

鈴猫「……やっぱりやめて」

氷室「撤回が早かったですね。」

悠「言いたいことがあるならおれにいえ!!」

崇「黙れ」

悠「ひぃっ!」

ともき「さんざんうるさいっていわれ続けてるしな」

マリア「悠さんは黙ると死ぬんですよ」

氷室「止まると死ぬマグロみたいですね。」

悠「そこまでじゃない」

ともき「どうだろうな」

マリア「ああ、すいません間違えました。」

悠「なんじゃい」

マリア「喋ってないと死ぬんじゃなくて、余計なことを言ってないと死ぬの間違いでした」

崇「なるほどな、納得した。」

悠「なんでや!」

ともき「完璧だろ」

氷室「ですが、余計なことを言ってると殺しにかかられそうですけどね。」

鈴猫「すっごいパワーワードだね…」

マリア「結局、黙ってて死ぬか、誰かを切れさせて殺されるかですよ」

悠「生きるっ!!」

ともき「現に生きてるもんな」

崇「ろくな死に方はしないさ」

悠「バッキャロー!意地でもおれは生きるぞこの野郎!!はい、小鳥遊お勉強問題!太陽中心説をとなえた天文学者は?」

マリア「太陽(鈴猫さん)を中心説……私か優日さんですかね」

ともき「何もかもおかしいよな」

鈴猫「ホントに」

マリア「おかしけりゃ笑ってください!」

氷室「アリスタルコスですね。」
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