ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(12/6/夜)ー

悠「グラックは生まれて初めて、ほんわかふわふわした気持ちになった」

ともき「……なんだそれ」

悠「平和な心のフレーバーテキスト」

ともき「全部わからん」

優日「平和な心はマジック&ギャザリングのカード」

悠「フレーバーテキストってのはトレーディングカードの文章(テキスト)欄に書かれている、ゲームのルールとは直接関係のないそのカードの背景設定や世界観を表現した文章のことだ。カードの効果や使用法について説明した文章はこれに含まない。」

ともき「だからフレーバー(flavor)か」

悠「おれのフレーバーもいかがかな?」

優日「血なまぐさそう」

悠「しっけいな!フローラルだし!」

ともき「どうフローラルなんだ」

悠「えーと、ファブリーズ?」

優日「似合うよ」

悠「なぁんか馬鹿にされてる気がする。」

崇「……」

悠「あと、どうしておれのことを冷たい目で見てるのかな!!」

崇「毎日暇そうだと思ってな」

悠「なぁにをっ!!」

氷室「それを言えば我々もですけどね」

悠「ソーダ!ソーダ!ソーダアイス!」

優日「ガリガリ君おごれよ」

悠「なんか急にたかられた」

ともき「この寒い中アイスとか…」

優日「寒いからこそアイスなんですけどっ!」

ともき「わけのわからないキレ方された」

氷室「確かに暖房のきいた部屋にいると冷たいものがほしくなりますね。」

悠「キンキンッに冷えてやがる!」

ともき「言いたいだけだろ」

悠「うん」

氷室「初雪も降っちゃいましたし、わりと真剣に寒いのが怖いですよね。」

崇「雪か」

優日「雪見酒」

悠「いいねぇ。ただし外には一切でねぇけど!!」

ともき「少しは出ろよ」

悠「いやです」

ともき「ロマサガの詩人か!」

優日「ライフシールドで謀殺しかないね」

悠「アビスゲート一つ閉じてくれたら外せるでしょ!!」

崇「お前は少し口を閉じろ」

悠「崇はもう少しこじゃれたトークをしろ」

崇「……」

氷室「崇が冗談をいうと余計に雪が降りますよ」

悠「ひえぇぇっ!!」

崇「それで悠が黙るなら何か言ってみるのもいいかもしれないな」

悠「いのま冗談はきついぜ」

優日「もっと手軽にホッチキスありますよ」
バチンッ、バチンッ!

崇「それはいいな」

悠「やめろぉっ!!はい、小鳥遊お勉強問題!快楽主義を説いた哲学を祖である哲学者の名前から何というか?」

優日「エントロピーの法則」

悠「円環の理に導かれ…」

氷室「エピクロス派ですね」

ともき「はい」
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