ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(12/3/夜)ー

悠「暇なん?」

崇「なに?」

悠「いや、最近よく見かけるから」

崇「……お前ほど暇ではない」

悠「まるでおれが暇みたいな言い方しおって!!」

崇「年中入り浸ってるほどには暇だろ」

悠「誰が煮びたしだ!」

ともき「誰も言ってねぇよ」

マリア「煮びたしって美味しいですよね。ナスビとか」

悠「ナスビ嫌い」

ともき「めんどくさいなコイツ」

崇「今に始まったことじゃない」

悠「じゃあいつ始まったというのですか!!」

氷室「生まれついてでは?」

悠「( ゚Д゚)」

ともき「その顔やめろ」

悠「顔芸もできるに越したことはない」

崇「なら、そのまぬけ面がしっかりと見えるように丸刈りにしたらどうだ」

悠「いやんっ!」

氷室「そうですよ。今の時期、丸刈りは寒いですよ。五分刈りぐらいでないと」

悠「いや、それでもダメだ!」

マリア「除草剤いっときます?」

悠「屋上緑化してんじゃねぇわ!」

ともき「そもそも緑じゃない」

悠「それいったら頭に除草剤をぶっかけられるのも問題あるわ」

崇「お前なら平気だろ」

悠「おれは何でも耐性持ってるわけじゃねぇからな!」

崇「環境に適応するだろ」

マリア「でたっ!環境適応能力!!」

悠「うるさいよっ!」

氷室「そうだ。関係ない話なんですけど今日は今年最大の満月らしいですよ。」

ともき「そういえば夜道がやたら明るかったような気がします。」

悠「それはおれが輝いてるからさ!!」

マリア「鈍色ですか?」

悠「輝いてねぇなソレ」

崇「錆びてないだけマシだろ」

悠「錆銀……幼女かな?」

ともき「意味が分からん」

悠「なら気にしないでくれ。」

鈴猫「こんばんわ。ねぇねぇ満月すごいよ」

悠「残念、その話題はさっき出た」

マリア「鈴猫さんが言ったのは今自分がすごいということをいったのですよ。」

鈴猫「そういう意味は一切ないよ!?」

悠「月を自分と例える……なかなかやりおるわ!!」

鈴猫「なにが?ねぇ、なにが!?」

マリア「月の女神てきな」

氷室「セレーネでしたっけ?」

悠「アルテミスと混同されやすいセレーネさん」

ともき「アルテミスってなんの女神だ?」

悠「狩猟と貞操」

マリア「つまり鈴猫さん」

鈴猫「なんでも私にしないの!」

崇「狩猟なら似合っている」

鈴猫「うるさいっ!」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!ルーブル美術館にある翼がある女神像は?」

マリア「魔法陣グルグル」

鈴猫「どゆこと?!」

悠「主人公の名前がニケ」

氷室「サモトラケのニケですね。ナイキの由来でもあります」

ともき「へー」
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