ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】3

ーラスタ・ラヴ(11/24/夜)ー

悠「ナイアガラバスター」

優日「やられるの?」

悠「おれを投げられる奴なんか早々いないぜっ!」

摩耶「右見て」

悠「……」

真桜「……」

摩耶「左見て」

悠「……」

金剛「……」

悠「白虎の鎧装備しなきゃ!!」

優日「露骨な投げ対策」

真桜「現実は非常なの」

悠「それは生存フラグ。イギーが助けてくれる!!」

摩耶「じゃあ、金剛君。ジャイアントスイングいっとこう」

金剛「仕方ない」

悠「やめて!こないで!乱暴する気でしょ!エロ同人みたいに!」

金剛「……」
ドゴォッ!
悠「ぎゃぃっ!」

金剛「つい殴っちまった」

ともき「いや、それが正解だと思います」

優日「ナイスパンチ。略してナイパン」

悠「いま、ナイスなパンツ、略してナイパンっていった?」

真桜「……」
スパンっ!
ゴッ!
悠「ぐっえっ!」

摩耶「後頭部から倒れて平気なのは悠君ぐらいだね」

悠「こぽぽぽっ」

ともき「泡吹いてるが」

優日「あはははっ!」

悠「ぶばっ!笑ってんじゃねぇ!」

ともき「泡を散らすな」

悠「バブル光線」

ともき「やかましい」

真桜「いつまで寝転んでるなの」

悠「ブッ転がしたのはアナタですけどね!!」

真桜「アホみたいなこと言ってるからなの。」

悠「いったかな?」

ともき「言った言った」

真桜「だいたいパンツなんか飾りなの」

ともき「それも若干おかしいかな」

悠「女は着飾ってナンボだろ!そしてその着飾りという包装紙を解くのが男の役目だろ!!」

ともき「子供に何言ってんだお前」

真桜「過剰包装するより、お手軽に脱がせれる方が楽に決まってるだろなの。どうせ目当ては中身なんだからなの。」

ともき「この子も何言ってんの!?」

悠「うーん、言い返せない」

ともき「だからお前は黙ってろ」

優日「ともき君」

ともき「なに?」

優日「ツッコミが……キレッキレだねぇ」

ともき「しみじみ言わんでいい」

悠「イワンの馬鹿!」

ともき「……」
ググッ
悠「ちょっと待って、土足はやめて、土足で顔を踏むのはやめて!」

摩耶「スパイクあるよ」

悠「おれの美顔がズタズタになる!!」

金剛「いいから起きろよ。」

悠「起こしてくれてもええんやで?」

金剛「……」
ガシッ!ズッ、ズズッ!
悠「ぐえぇぇっ、首をつかんで持ち上げるでない!」

優日「あっはっははははっっ!!」

ともき「すっげぇ笑ってんなぁ…」

悠「ぜぇぜぇ……はい、小鳥遊お勉強問題!「万物の根源は火『流転』である」と主張した人物は?」

金剛「……」
グッグッ

ともき「おもむろにスクワット始めましたね。」

摩耶「ヘラクレス」

優日「ギラグレイト」

真桜「ヘラクレイトスなの」
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