ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】3

ーラスタ・ラヴ(11/16/夜)ー

悠「寒いなぁ。そうだ。銭湯に行こう。」

ともき「……まぁ、行けばいいんじゃないか?」

悠「バッキャロー!」

ともき「なぜか怒鳴られた」

摩耶「文句を言いつつ殴り返そう」

ともき「耳元でうるせーんだよ!」
べシィッ!
悠「にっこり、やるじゃなぁい。」

優日「なんだコレ」

金剛「よかった。なんだこれって思ったのが俺だけじゃ無くて」

摩耶「僕も」

悠「おれも」

ともき「いや、お前が思うな」

優日「ちくわ大明神」

悠「誰だ今の」

ともき「優日だよ」

優日「え?」

ともき「お前もさも知らないって態度取るんじゃない!」

金剛「……そもそも、ちくわ大明神ってなんだ?」

悠「ちくわ大明神はちくわ大明神だ」

金剛「だから何だよ」

悠「ちくわ大明神っていってるでしょっ!!」

ともき「ぶん殴ってください」

金剛「おう」
ドゴォッ!
悠「お゛ん゛っ!」

摩耶「躊躇なし腹パン」

ともき「妥当」

悠「ふっ、ふふっ、効かんわぁ!うっ……」
ガクガクッ

マリア「ハッキリ効いてるってわかるんだね。」

金剛「そこまで強く殴ってないだろ」

悠「十分内臓にきてるんだよなぁ」

摩耶「なにが?」

悠「衝撃と痛みと」

マリア「切なさと」

悠「心強さとーーー!!」

ともき「お前それ好きだな」

悠「いや、これやたら耳に残ってるのって昔ストリートファイターの映画かアニメかなんかのCMでバンバン流れてたから脳の奥にこびりついてるんだ」

ともき「油汚れみたいな記憶だな」

マリア「耳からプシューってします?」

摩耶「なにを?」

マリア「ホイップクリーム」

悠「おれの脳内をスイーツ(笑)にしたいのか」

マリア「ピンクの煩脳よりいいかなって」

悠「だれがピンクの煩脳だ!うまいこといいやがって!500円やるよ!」

マリア「ありがとナス!」

ともき「……」

悠「なにかな?」

ともき「いや、別に……」

悠「おれの横顔に見とれ」

ともき「それはない」

摩耶「キャンセルはいりました」

マリア「やっぱりキャンセル技って強力ですね。」

金剛「なんだそりゃ」

マリア「予約しておいてドタキャンとかです」

悠「飲食店からしたらD4Cだけどな」

摩耶「いともたやすくおこなわれるえげつないこうい」

金剛「素性が分かってたらタダじゃおかねぇわ」
ゴッ!ゴッ!

悠「金剛さん素敵!はい、小鳥遊お勉強問題!古代ギリシャの叙情詩を書いた女流詩人といえば?」

摩耶「サッチャー」

マリア「サイフォン」

悠「おのれサイファー!!」

ともき「サッフォーだろ」
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