ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】

ーラスタ・ラヴー

美喜「いらっしゃい…あら…。」

澪「あ、崇さん。本郷さん。いらっしゃいませ。」

崇「あぁ。」

本郷「ふっ…」

美喜「澪、休憩入るわよ。」

澪「え?いや、だって」

美喜「いいから。ほら行くわよ。」

澪「は、はぁ…」

本郷「……」

崇「……」

本郷「……ワイルドターキーロックで?」

崇「いや…カクテルを頼む。」

本郷「ウィスキーベースで?」

崇「任せる。」

本郷「はい」

崇「……」

本郷「……」

崇「……」

本郷「お待たせしました。モンテカルロです。」

モンテカルロ
40度中口シェーク

ライウィスキー45ml
ベネディクティン15ml
アンゴスチュラビターズ2dashes

材料をシェークして、カクテルグラスに注ぐ。

崇「……重厚な味わいだな。ベネディクティンの甘い…ハーブ香がいいな。」

本郷「もう一杯いきますか」

崇「あぁ。」

本郷「……余計かも知れませんが、喉焼けませんか。」

崇「そう思うか。」

本郷「いえ、失礼しました。どうぞ。」

崇「…お前も座れ。」

本郷「よろしいので?」

崇「二度言わすな。」

本郷「はい。」

崇「……」

本郷「……」

崇「……№sたちはどうしてる。」

本郷「各自自由にしています。」

崇「そうか…」

本郷「……いいのですか?」

崇「なにがだ。」

本郷「紅、炎銃、宮塚と…小鳥遊に敗れています。」
崇「ふふ…なんだそんなことか。」

本郷「あまり、小鳥遊に関わるのもどうかと」

崇「好きにさせておけ。」

本郷「しかし…」

崇「…二度言わすな。」

本郷「…はい」

崇「ふっ…いいじゃないかどうせ、いずれはやり合うなかだ。」

本郷「わかりますが…下の者への示しがつきません。紅は特に問題かと…しかも、秋宵月真桜についているとか…」

崇「なら…適当に禅に情報を流させたら良い。それに宮塚にしろ、炎銃にしろ、はいそうですと敗けを認めるタマじゃないだろ。」

本郷「……」

崇「そう言えば…お前以前、悠に一撃で沈められたらしいな。」

本郷「……言い訳はしません。」

崇「そうむくれるな、なんなら…真面目にやってくればいい。許可してやる。」

本郷「……個人的な恨みはないです。」

崇「固いな」

本郷「真面目にやって、小鳥遊を壊さない自信がないので」

崇「はっはっは。成る程な。」

本郷「……車を回しておきます。」

崇「あぁ、一時間くらいだ」

本郷「わかりました。ごゆっくり。」

崇「……ふぅ…もう一杯作らせてといたらよかったな。」
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