ｰラスタ･ラヴ(11/6/夜)ｰ

悠「グランドショット」

ともき「最初に何か言わないといられないのか?」

悠「体質なんだ」

崇「……」

優日「お隣を見ていただけますか?」

悠「既にツララでぶっ刺されるような視線を感じてるから嫌です。」

摩耶「どこを貫かれるの尻?」

悠「ケツにツララとかハードプレイ過ぎませんかねぇ」

ともき「なにをいってんだお前は」

悠「摩耶が言いだしたんだよ!!」

摩耶「最近牛乳寒天にハマっててさ」

金剛「杏仁豆腐とかじゃないのか」

優日「牛乳寒天おいしいよね。さっぱりした口当たりで程よい甘さで」

悠「……」

ともき「スルー」

悠「おれは普通の寒天のが好きだ!!」

ともき「そこかよ」

優日「牛乳寒天と寒天のミックスあんみつだったら?」

悠「イエスだねっ!」

ともき「実はなんでもいいんだろ」

悠「まぁ、わりと」

崇「女にも見境がなければ食い物にも見境がない」

悠「失敬な!」

ともき「否定できるのか?」

悠「できるよ。食い物はおいしいものが好きで、女は美人と美少女が好き。」

摩耶「金剛君、胸のやや左あたりを思いっきりぶん殴っていいよ。」

悠「心臓じゃねぇか!」

金剛「まぁ、効果はデカい」

悠「効果が高いってことは心臓が停止する確率が高いってことですからっ!」

崇「ひとつぐらい止まっても平気だろ」

悠「ふたつもねぇから!!」

優日「股間にあるんじゃないの?」

悠「そんなところにあったらただでさえウィークゾーンが更にデンジャラスになるわ」

摩耶「今のうちに潰しといた方が世の中のためという可能性も」

悠「宝やぞ!人類の宝やぞ!!」

ともき「自分でよくそこまで言えるな」

悠「いったもん勝ちっていうだろ」

ともき「発言に責任を持つって言葉もあるからな」

悠「( ﾟДﾟ)」

ともき「ムカつくわぁ」

崇「頬骨ぐらいなら砕いてやるぞ」

悠「そんなことになったら痛いだろ!!」

優日「悠は痛みを与えないと学べないでしょ?」

悠「口でいっても伝わるよ」

摩耶「理解は?」

悠「理解しないということを理解した」

ともき「そのうち本当に困ったことになるんだろうなお前は」

悠「ならないように上手くやってるんだよ」

摩耶「ホントにぃ?」

悠「今のもでまかせだわ」

優日「あかんわ」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!アレクサンドロス大王の後継者のことを何というか?」

優日「デコイドラゴン」

摩耶「ディアゴスティーニ」

ともき「ディアドコイ」

悠「どっこいどっこい」

崇「アホか」