ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】3

ーラスタ・ラヴ(10/31/夜)ー

悠「しゃばどぅびどぅばぁー!!」

ともき「……」

優日「寒いはボケーっていってる」

金剛「「しゃばどぅ」はまだ「寒いは」に近いかもしれないけど「びどぅばぁー」はボケーにならないだろ」

摩耶「悠くんだから」

悠「なんでもおれって理由で済ますのは良くないんじゃないかなぁー」

ともき「普段からの自分の行動とかを振り返ってみろ」

悠「行幸」

ともき「チッ」

悠「チュッ」

優日「世が世なら打ち首レベルの悪行」

悠「おれは何回首を刎ねられたらいいんだよっ!」

ともき「一回跳ねられたら終わりだからな」

摩耶「新しいのが生えてくる」

優日「きしょい」

悠「ふじゃけんなっ!」

優日「ところでハロウィンだぜ今日は?」

悠「手を出せ」

優日「……」
スッ
悠「ほれ、好きなだけ食え」
どぼぼぼぼっ
優日「わー…」

ともき「なんだそれ」

悠「甘納豆」

摩耶「素手に振りまくという鬼畜の所業」

優日「あーーっ……もぐもぐ、おかわり」

ともき「そしてまったく気にもせずに一気に食いつくす暴食の所業」

悠「ちなみにゆえも同じだったわ。しかも両手で山盛り食らったぞ」

優日「両手、なるほどそういうのもあるのか。」
ササッ

ともき「少しは躊躇しろよ」

優日「どうせもう砂糖まみれになった!ならばもう構わん!」

悠「潔し!!」

ともき「頭痛くなってきた」

悠「葛根湯あるぞ」

ともき「それは風邪のひき初めに飲むもんだろ」

悠「頭痛いのは風邪のサインだろ」

ともき「この痛みは風邪じゃない」

悠「ふむ、そうなると……」

ともき「いや、ハッキリ言うは原因はお前だ」

悠「小前田ってやつか!よーし、ぶん殴ってやる!!」

優日「ともき君の頭が痛くなる原因はそういうところじゃないかな。」

悠「真顔のマジレスは如何なものかな?」

摩耶「そうしないと伝わらない。後はもう……肉体言語しかない。」

悠「それもよくない。肉体言語で伝わるのは骨の軋みとか痛みだけだから。」

摩耶「うん」

悠「いやん、コワイ!!」

優日「いいから、甘納豆だせよっ!おらっ!」
ゴッゴッ!
悠「なぁんで最近おれは右足のひざ裏を蹴られるんだろうか。しかも執拗に」
ズバババッ
優日「わはははっ!甘納豆じゃ、甘納豆じゃ!」

ともき「お前が怖いよ」

金剛「確かに…」

悠「それでは小鳥遊お勉強問題!紀元前338年の戦いでアテネ、テーベ連合軍を倒したマケドニアの国王は?」

優日「もごもごもぐもぐ」

金剛「頬がハムスターみたいになってんぞ」

摩耶「フィリップス?フィリッパス?」

ともき「フィリッポス2世」
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