ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】3

ーラスタ・ラヴ(10/28/夜)ー

悠「トリックオアトリートって怖いよな」

ともき「怖い?」

悠「どんなイタズラされちゃうのか、ドキドキするっ!」

ともき「……」

摩耶「もちろん生爪剥がしとかだよ」

悠「やっべぇ。最大で10回の激痛」

金剛「それイタズラじゃ無くて拷問だろ」

優日「そして10回の激痛っていったけど、爪剥がれた後も十分痛いままだよね」

悠「そうだよな。爪剥がれた後にホッチキスとか釘とか刺される場合もあるもんな。」

摩耶「熱湯をかけられるかも」

金剛「だからイタズラじゃ無くて拷問だろ!」

優日「っていうか、ハロウィンだしお菓子をちょうだいよ」

悠「バカ野郎。そんなことしてたら食いつぶされるわ!」

優日「ははっ、なにを今さら」

悠「まだ潰れちゃいねぇ!!」

ともき「タダで配るのはともかくハロウィンなんだし少しは売り上げねも少しは潤いがあったんじゃないのか?」

悠「……ひへっ」

ともき「……」

優日「こりゃ駄目だ」

金剛「おいおい……茶屋っていってもいい目玉イベントだろ」

悠「目玉のオヤジ?おい、鬼太郎?」

金剛「いっちゃいない」

ともき「どんな耳してるんだ」

悠「こんな耳」

摩耶「よっ」
バチンッ!
バッ!
悠「あぶねぇっ!なんぞ!今なんぞ!?」

摩耶「ただのピアッサーだよ」

悠「やめろよっ!今の挟んでたら耳たぶじゃなくて軟骨だったぞ!」

優日「大丈夫だよ。いっぱい開けてる人もたくさんいるし」

悠「おれはそんなパンクに生きてねぇ!!」

摩耶「身体にはいくつも穴あけてるのに」

悠「それはあけたんじゃ無くて刺されたんだよ!しかも貫通はしてない!」

ともき「そういう問題ではないと思う」

悠「しかし、ここらで刺されても平気なのは金剛ぐらいだからなぁ」

金剛「刺されるものによるぞ」

優日「逆に言えば一定のものなら刺されても平気と自負していらっしゃる」

摩耶「金城鉄壁、すごいなー、憧れちゃうなー」
ゴッゴッ!
金剛「地味に剄を込めてないか?」

摩耶「うん」

悠「素直なええ子やで。」

金剛「地味に中に響いてるんだが…」

悠「その苦しみは悠が受け止めますからどうぞ気が済むまで」

悠「いいよ、こいよ!ほら!殴りなさいよ!無抵抗なおれを殴りなさいよ!!」

金剛「俺は何も言ってないんだがなぁ」

摩耶「お言葉に甘えて腹とか殴っちゃお。」

悠「やめて、ごめん、やめて、はい、小鳥遊お勉強問題!スパルタに代わって一時主導権を握ったポリスは?」

優日「田辺」

悠「誰だ」

摩耶「渡辺」

悠「だから誰だ」

ともき「テーベ」

金剛「田辺はともかく渡辺は遠くないか?」

摩耶「ん?」
スッ
金剛「オーケー、発剄はやめよう」
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