ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】3

ーラスタ・ラヴ(10/25/夜)ー

悠「タバコを吸って酒を飲んでゴリラみたいなやつが呪われますように」

拳二「……」

悠「んんんーーっ……よし。ほら、もってけ。」

拳二「今のは何だ。」

悠「この金に触れるタバコを吸って酒飲みなゴリラみたいなやつが呪われるように怨念を込めてただけだ。」

拳二「すぅ……ふーーーっ!」

悠「げほっげほっ!やめろボケェ!」

ともき「……」

マリア「醜い争いですねぇ」

摩耶「醜いと醜いがかけ合わさって綺麗にならないかな」

マリア「化け物に化け物をぶつけても最強の化け物が生まれるだけですよ。さだ&かよ然り」

悠「化け物はコイツだろ」

拳二「見た目はこのさい俺ぁが悪いとしても、テメーのがしっかりと化物だよ」

悠「イケメン過ぎて……ってことか」

拳二「すぅ……ふーーーっ!」
バフッ!
悠「風のバリア」

マリア「まさかのガード」

拳二「……すぅぅっ……ぶふーーーっ!!」
悠「ぐあぁぁっ!」

摩耶「倍の量を吹き返したね」

ともき「化物だなぁ」

悠「げへっげほっ、けほぉっ!」

金剛「大丈夫か?」

悠「金剛アイツ殺して!!」

金剛「これまたストレードなぁ…」

ともき「無茶苦茶をいうな」

マリア「煙攻撃はめちゃくちゃききますね。」

拳二「コイツの数少ない人間性のひとつだな」

悠「タバコの煙でなくても煙が平気な人間がいてたまるか!!」

摩耶「まぁ、煙は毒になるからね」

悠「この毒ガス製造マンが!」

拳二「ひでぇ言われようだぜ」

マリア「でも、拳二さんなんて大変じゃないですか?」

拳二「なにがだ」

マリア「タバコ、どんどん値上がりしてますよね?」

拳二「ああ、マジでそれは悩みの種だぜ。いっそ今のうちに貸倉庫でも借りてストックできるだけ買いこんどこうかと思うもんな」

悠「無駄だろ」

拳二「どういう意味だ」

悠「あればあるだけ吸うだろ」

拳二「吸うなぁ」

ともき「えぇ…」

悠「値段は一種のブレーキだからな。女でもやたら分厚いホットケーキを数千円出して食おうとするけど、作ろうと思えば数百円で作れる。けど、それで食ってるとカロリーも半端ない。あの値段はそういう戒めが込められてるんだよ。」

マリア「私は安くて一カロリーでも多いのがいいですけどね。生きるために。」

ともき「生々しい」

摩耶「それでも脂身の塊とかは嫌だよね。」

マリア「それ以外ないなら覚悟も決めますけどね」

金剛「別の何かが壊れるぞ」

悠「はい、それでは小鳥遊お勉強問題!紀元前431年から始まったアテネとスパルタとの戦いは?」

拳二「知らん、興味ねぇ。ふーーっ!」

悠「やめろボケェ!!」

マリア「ペロボロネーゼ」

摩耶「なんか美味しそう」

ともき「ペロポネソス戦争」

金剛「俺にはもうついていけないレベルだ」
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