ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】3

ーラスタ・ラヴ(10/18/夜)ー

悠「優しさに包まれたい」

優日「ぷちぷちのロール買ってこようか?」

悠「あら、優しさに包まれれる」

ともき「梱包されたいのか」

悠「いや、違う。包まれるならおっぱいがいい。」

摩耶「金剛君」

悠「胸板ではないおっぱいだ!」

摩耶「アレもコレも欲しがるのはダメだよ。金剛君の優しさに包まれて。」

金剛「俺に拒否権は?」

ともき「あってしかるべきだと思います。」

悠「寒くておれの心も体も弱ってんだよぉ。」

優日「弱ってるくらいが大人しくていいんじゃないかな」

寅「ダメだな。全快の奴をブッ飛ばしてこそ俺の怒りが少しおさまる。」

悠「ワタシ、トラサンノ、イカリカテタナイヨ」

寅「そういうのがムカつくんだよ」

摩耶「よっ、動くヘイトマシーン」

優日「常時発動だからパッシブスキルだね」

悠「そんなナイトみたいなスキルいらないです。」

ともき「いらないも何も生まれ持った才能だろ」

悠「どんな才能やねん」

優日「ひとをイラつかせる才能」

悠「……誰か優しくして」

金剛「その、なんだ……ドンマイ」

悠「ありがとう、ありがとう」

寅「何だコイツ」

摩耶「愚かしくて優しいはずなのにタイミングと発言がおっそろしく悪い生き物だよ」

寅「なんだそりゃ」

悠「えへへっ」

ともき「いや、照れるところじゃねぇから」

悠「照れさせてくれ」

寅「なんでだよ」

悠「なんか泣きそうになるから」

優日「寒さで心が参ってるね。」

悠「抱きしめてくれてもええんやで?」

優日「それは嫌だからしないけど」

悠「チッ」

ともき「全然弱ってないだろ」

摩耶「強(したた)か」

金剛「心が折れないのが悠だからな」

優日「雑草魂」

寅「そんな生易しいもんじゃねぇけどな。もっとドロドロして厄介な何かだ」

悠「それ褒めてる?」

寅「そう思うか?」

悠「質問に質問で返すなぁ!」

寅「うるせぇっ!」
ブンッ!
ゴッ!
悠「腹筋でゴフッ、うけるっ!」

摩耶「んー、イマイチ締まらないね」

金剛「少しは軽減できてるんだろうけどな。」

悠「お、おれの腹筋を抜くとは……やるじゃん。」

寅「完全に喧嘩売ってんだろ、あ?」

悠「売るってません。お茶とお菓子と軽食だけです売ってるのは」

優日「定食を売ることを要求する!」

悠「茶屋じゃ無くなっちゃうでしょ!はい、小鳥遊お勉強問題!僭主の出現を防止し、民主政治の基礎を作った人物は?」

優日「アウストラルピテクス!」

悠「適当過ぎじゃね?」

摩耶「クレボヤンス」

ともき「クレイステネス」

金剛「わかるか?」

寅「興味ねぇ」
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