ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】3

ーラスタ・ラヴ(10/12/夜)ー

悠「揉みたいわぁ」

ともき「……」

悠「具体的にいうと」

ともき「言わんでいい」

悠「言わせてよー」

マリア「そんなみなまで言わなくていいですよ。はい、どうぞ」

ゴロン

悠「なにそれ」

マリア「毬栗です」

悠「揉めるか!」

ともき「全部の刺が突き刺さるように揉めよ」

悠「冗談ポイよ」

マリア「なら、投げつけますね。」

悠「やってみろ、弾き返してやるからな!!」
グッ

ともき「拳つきだしてるのはいいけど、毬栗殴った時点で突き刺さるぞ」

悠「いたし方ござらん!」

マリア「サムラーイ」

ともき「ちげーだろ」

崇「サムライがどうした?」

マリア「悠さんが侍よろしく、腹掻っ捌くらしいですよ」

悠「いってねぇ!!」

崇「汚れるから他所でやれ」

悠「やらねぇってんだろ!」

紅「介錯は俺がしてやるよ」
ブンッブンッ

悠「金属バットで首が刎ねられるか!」

ともき「頭は弾けそうだけどな」

マリア「脳味噌スプラッシュ」

崇「他所でやれ」

悠「だからやらねーってんだろ!耳聞こえねぇ……」

紅「……」
ブォン!
ガィン!
悠「目の前ひゅん!!?」

マリア「悠さん、これで頭を守って!」
ポイッ
ドスッ!
悠「あぶねぇ!毬栗を投げるんじゃねぇ!!」

崇「……なんでそんなものがある。」

マリア「拾いました」

ともき「どこで拾ったんだ…」

マリア「ここに来る途中の道」

悠「わけわかんねぇものが落ちてるのも落ちてるのだけど、拾うお前もお前だ」

マリア「なんかに仕えそうなものはとりあえず拾っときたいんですよ!」

紅「毬とか何に使うんだ?」

マリア「悠さんにぶつけます」

崇「褒めてやる」

マリア「やったぜ!」

悠「バッキャロー!」

紅「~~!!」

ともき「まぁ、他の誰かに投げるよりは悠にぶつけるのが正しいわな。」

悠「正しくない!おれにも危害を加えるなっ!」

崇「お前は周りに害を振りまくだろ」

悠「おれは毒ガスかなんかか」

崇「公害」

悠「ぶっ飛ばすぞ!」

紅「……」
ブォン!
ヂッ!
悠「横振りでかすった!!」

マリア「紙一重で避けますねぇ」

悠「ガチでヒットしたら鮮血が降るぞ。どうするんだよ。」

マリア「普通に引きますけど」

ともき「俺は関係ない」

崇「お前に掃除させる」

悠「誰一人おれの心配をしねぇなぁコノヤロー。はい、小鳥遊お勉強問題!貴族を動揺させるために平民達が武装した部隊を何という!」

マリア「銃創歩兵」

悠「それ、平民じゃなくて完全なソルジャーだよ。」

崇「なんだ?」

紅「重装歩兵っす」
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