ｰラスタ･ラヴ(10/6/夜)ｰ

悠「おにぎり」

吉音「大好きー!」

悠「うわっ、びっくりした……。」

ともき「なんなんだ」

優日「吉音ちゃんを召喚する呪文。おにぎり。」

摩耶「別の呪文はあるの?」

優日「焼肉とか拉麺とかでも召喚できるよ。」

金剛「なんでもありか」

優日「ただ、召喚したら。ちゃんと召喚に唱えな物を献上してね。」

悠「そういうつもりでいったんじゃないんだけどなぁ。」

摩耶「でも、おにぎりぐらいならいいんじゃない?」

優日「おにぎりいくつほしい?」

吉音「いっぱい!」

悠「くそう!せめておっぱいをおれにくれ!」

ともき「なにをいっとるんだ。」

悠「そっちがいっぱいなら、こっちはおっぱいを要求する!」

優日「金剛さん、お願いします」

金剛「なんでやねん」

悠「おっぱいじゃなくて胸筋とか胸板っていうんだよ」

摩耶「えり好みは良くないよ?」

悠「そりゃおっぱいに貴賤はなしだが」

吉音「きせんってなに?」

悠「貴いことと、卑しいこと。身分の高い人と低い人って意味だが、おっぱいには貴いも卑しいもない、すべてが素晴らしいものだということを言いたいんだ。」

摩耶「言ってることは貴いんだけど、言ってる奴は卑しいんだよねぇ。」

優日「いやらしい!」

悠「もっと褒めろ!」

金剛「褒められてねぇよ」

優日「吉音ちゃんもぶん殴ったりしていいんだよ?」

吉音「うーん……叩いた方がいい?」

悠「叩かんでええんやで、抱き締めたって」

ともき「調子に乗るな」

摩耶「金剛君、サバ折りよろしく」

金剛「ふー……ふんっ!」
ガシッ、メキキッ!
悠「ぎぃーー!」

吉音「サバって美味しいよね。」

優日「塩焼きとかみそ煮とかねー」

金剛「よいしょっ」
どさっ
悠「……」

ともき「生きてるか?」

悠「ご……っぁんでっ……す」

ともき「なんでやねん」

優日「ちゃんこかな?」

吉音「ちゃんこ鍋いいね!今日は寒いし!」

摩耶「食の規模が広がりんぐ」

悠「もう……食わしてやるから……おれに優しくしてくれよ……」

ともき「色んな人に優しくされてるから今生きてるんだぞ?むしろ、返済していけよ。」

悠「マジか。おれ、これでも世のため人のために色々としてる気がするんだけどなぁ」

摩耶「でも、プラマイ、マイナスってことだよ。」

悠「なるほどなー。じゃあ、小鳥遊お勉強問題!王や貴族の城山のことを?」

摩耶「アクロバティック」

優日「アクアネックレス」

悠「永遠に供養しろ!」

ともき「アクロポリス」

吉音「私は、悠はずっとプラスなんだけどね。」

摩耶「調子に乗るから悠くんには言わないようにね。」