ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4

ーラスタ・ラヴー

稲葉「お邪魔するわね。」

優日「こんにちは。」

鈴猫「ちわ~」

炎銃「よーす」

六花「ちっすー」

友利「どなたがどなたです?」

ともき「俺は鈴猫さんに連絡した。」

梓「リッカに」

禅「炎銃…さんに…zzz」

澪「稲葉は俺。」

美喜「優日ちゃんは?」

稲葉「私と一緒に居たのよ。」

炎銃「っか、なんの用事だよ。」

友利「はい、ズバリ、悠兄さんの事をどう思ってるか赤裸々に告白してくださいです」

炎銃「はぁ?バカじゃねぇの?」

鈴猫「こ、こくはくゅ?!痛っぅ!?!」

稲葉「あら、噛んだわね。しかも本気で。」

ともき「ちょ、鈴猫さん!血、口の端から血流れてますよ!」

美喜「はぁ…澪、テイッシュ」

澪「了解。鈴猫さん、水とテイッシュどうぞ」

鈴猫「はひがと…」

六花「すでに大混乱だけどー。悠君のなにを告白したらいいのー?」

優日「夜中にトイレいくたびにトイレスリッパと室内スリッパを履き違えてでてくることとか?」

友利「さすが優日さん、面白い」

梓「なんでそんな事知ってるんだ?」

優日「真桜ちゃんからメールで教えてもらって」

鈴猫「ゆうひひゃん、はのほとへぇるひてるの?」

炎銃「いや、お前なにいってんのかわかんねぇよ」

六花「「優日ちゃん、あの娘とメールなんかしてるの?」っていってますよー。」

美喜「相変わらず大した翻訳能力ね」

優日「してるよ。けど、悠の携帯でだけどね。」

澪「どゆこと?」

稲葉「ほら、悠って携帯、不携帯でしょ?だから家にいるときは真桜ちゃんが携帯預かってるのよ。」

禅「稲葉…さんも…情報通…ですね」

友利「なるほど、なるほどです。じゃあ少し趣向を変えて、なんで鈴猫さんは悠兄さんが好きなんです?」

鈴猫「ぶふっ!」

ともき「でた、ど直球、ドストレート。」

梓「友利の発言は切れ味じゃなく破壊力があるな」

悠「そうだな。けど、破壊力なら稲葉だろ。時々俺ですら驚くからな。」

ともき「だよなぁ。」

友利「それで鈴猫さん、どうです?」

鈴猫「え、えーと……え?」

「「「え?」」」

悠「え?なに?」

鈴猫「なんでいるのよ!!」

悠「ええぇ?!!な、なんで怒られたの…」

稲葉「寝てたんじゃないの?」

真桜「起こして…やったなの」

悠「柏のドボケと拳二のドアホが喧嘩してるとかなんとかってメールしただろ?」

ともき「大分前に済んだぞ。」

悠「そっか。ま、あの二人はどっちも救いようのないバカヤローだけどギリギリ侮蔑はあるからな。ところでなんの話してたんだ?」

友利「悠兄さんがどれだけ色ボケかって話です。」

悠「誰が色ボケだ。まお、いってやれ。」

真桜「色ボケ…じゃなく…色情魔…なの。」

悠「なんでやねん!」

稲葉「鈴猫さん、良かったわね。」

鈴猫「安心してる自分が悲しいわ…」
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