ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4

ーラスタ・ラヴー


禅「天の…邪鬼…とは…」

人の心を見計らって悪戯をしかける子鬼とされることから転じて、現代では「他者(多数派)の思想・言動を確認したうえで、あえてこれに逆らうような言動をする「ひねくれ者」「つむじ曲がり」「本心に素直になれず、周囲と反発する人」またはそのような言動を指して、「あまのじゃく(な人)」と称されるようになった

禅「っと…記され…て…ますね」

友利「烏哭さん、ありがとです」

禅「いえ…いえ……ところで…皆さん…どう…され…ました?」

ともき「いやぁ…ちょっと、気疲れしちゃって…」

梓「ごめん、なんか冷たくて甘いのくれるか?」

澪「あぁ…人数分つくるよ…」

美喜「はぁ…」

禅「ふむ…お疲れ…ですね」

ともき「友利は本当に怖いもの知らずで、見てるこっちが怖かったぞ」

友利「いやぁ…何かあったらともきさんや梓さんが身をていして守ってくれると信じてたですから」

ともき「いや、無理無理」

梓「あの人は怖すぎる。」

友利「えと……本当に危なくなったら悠兄さんがとんできてくれるです」

禅「あ…悠さん…なら…今日は…来ないと…思い…ます」

澪「え、どうして?」

禅「はい…実は…昨晩と…いうか…一昨日から…悠さんと…俺…で…ずっと…モンハン…してて…たぶん…起きま…せんよ」

ともき「禅くん、いったい何時間起きてんだ?」

禅「48時間…くらい…サムネ…で…余裕です」

美喜「あんた…本気で死ぬわよ。」

友利「せっかくなので、虎狗琥さんの変わりに、烏哭さんは悠兄さんをどう思ってるです?」

禅「崇…さん…の…代わりとは…畏れ多い…ですが………悠さん…は…お得意様…ですね。」

友利「つまり…お客さんです?」

禅「はい…。ですが…俺…個人の…私情…と…見解…を…加える…なら……。とても…気を使わない…人…だと…思い…ます。まぁ…いい意味でも…悪い…意味でも…ですが」

ともき「あー、確かに悠に気づかいは無用だもんな…」

禅「はい…。ですから…悠…さんは…重宝…しますよ…。」

友利「烏哭さん、ありがとうです。」

禅「いえ…。では…すい…ませんが……眠ら…せて……も…ら……い………ま………すね」

梓「限界だったんだ…。」

美喜「はぁ…澪、毛布かけといてあげて」

澪「解りました。」

友利「次は誰に悠兄さんの事を聞くと面白いと思うです?」

ともき「まだ、続けるのか」

梓「うーん、そろそろ女性に聞いてみんのは?」

友利「ありですね。ともきさん、誰かに電話してくださいです」

ともき「俺が呼び出すのかよ!」

友利「友利も呼ぶですから」

ともき「なら一人一人でいいだろ…」

友利「あらぬ二人を混ぜることでCHEMISTRYを発動させるです」

梓「化学反応っか、精神反応?」
15/100ページ
スキ