ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】3

ーラスタ・ラヴ(9/19/夜)ー

悠「緋斗、お前にいいものやるよ。」

緋斗「え?」

悠「何だかんだでお前をいじって遊んで楽しませてもらってるからな。」

ともき「弄って遊んでる意識はあったんだな」

マリア「きっと悪気っていう気持ちじゃないですよ。悪意100%の行為ですよ。」

悠「これ、好きに使ってくれ」

緋斗「悠やん……好きにてこの風俗系のDM(ダイレクトメール)をどうしろと……。」

摩耶「しかも昨日のやつだね。」

金剛「捨ててなかったのか」

悠「後楽は血まみれにして捨てといた」

ともき「それでどうなった?」

悠「小一時間もしないうちにのこのこ帰ってきやがったよ。なんかもう膝から崩れ落ちそうになった。」

マリア「生存本能と帰巣本能爆発ですね。」

悠「まぁ、アイツの話はおれの血管がブチってなりそうだからやめよう。」

摩耶「後楽、後楽、後楽、後楽」

金剛「狙われてるぞ」

マリア「三国の武将みたいに憤死とかになりそうですね。」

悠「それでまぁ、そのDM割引とかついてるから使っていいぞ」

緋斗「使えるかいっ!!」

悠「なんでだよ。どうせ性欲Maxの欲求不満なんだろーがっ!!」

ともき「なんでお前がキレ気味になってんだ」

緋斗「いや、こーゆー店とかいけんよ」

悠「意気地なしか!」

緋斗「そーですわっ!!」

ともき「お、キレ返した」

悠「次舐めた態度取ったら膝の半月板を砕く」

緋斗「ひぇっ…」

摩耶「ちょっとぐらいなら痛い程度で済むよ」

金剛「いや、半月板は痛いじゃすまないだろ。」

マリア「そういえば前から気になってたんですけどソープとかヘルスって何が違うんです?」

ともき「気になってたのかよ…」

悠「ソープってのは「本番有り」の箱型風俗店だ。一応法律上は本番をさせる行為は違法だが、特殊浴場という名目でお風呂屋さんという形で営業してる。」

ともき「そしてお前も説明すんなよ…」

悠「まぁ、質問されたからちゃんと答えないと。」

摩耶「こういう質問だけね」

悠「ヘルスの風俗業態を簡単に説明すると「本番のないソープ」だな。店舗があって、そこに電話をして訪問なり、直接訪問したりして、店内の部屋で女の子とイチャイチャするのがヘルスだ。」

ともき「続けるのかよ」

緋斗「へー、せやけどそれってソープと変わらんことない?」

悠「サービスで「本番なし」っていってるだろ。だから、調子に乗って挿入しちゃったりすると罰金取れるか、警察に突き出されたり、場合によっては怖い思いをする可能性もある。分かったか!コラッ!」

緋斗「サービス受けてないしなんもしてないのに怖い目に遭うんやけど」

マリア「定めじゃ」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!メディアから独立して建国され、後にオリエントを統一した国は?」

摩耶「ロメロスペシャル」

金剛「釣り天井固めか」

マリア「メキシカン・サーフボードとも呼ばれてますね!」

緋斗「詳しいな…」

ともき「アケメネス朝ペルシャな」
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