ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】3

ーラスタ・ラヴ(9/14/夜)ー

悠「デンデデーン」

ともき「……」

悠「特に仕込みはないです」

ともき「ほんっっっと適当だな」

マリア「悠さんですから」

悠「もっと称えても良いぞ」

マリア「叩いていい?ちょっと寅さんに連絡しますね。」

悠「バッキャローぬ!」

摩耶「ぬ?」

ともき「ぬってなんだ」

悠「気のせいだ」

ともき「ガッツリ言ってただろ」

マリア「えーと、電話番号は……」

悠「お前もガチに連絡しようとしてんじゃねぇよ!」

マリア「囁くんですよね……「やれ」って私の中のゴーストが」

悠「お前の中にいるのはゴーストじゃなくて貧乏神だろ。」

マリア「てめぇはおれを怒らせた!!」

悠「……」
ポイッ、チャリーン!
マリア「小銭ーー!」

ともき「おいおい…」

摩耶「反応〇」

悠「そういえば金剛は?」

摩耶「なんか今日いそがしいっぽいよ。」

悠「商売繁盛、良いことだな」

ともき「自分の店は?」

悠「目指せプラマイゼロ」

マリア「明らかに赤でてますね」

ともき「そのうちホントに潰れるぞ」

悠「ままま、まだあせあせあせるじかんじゃない!」

摩耶「あせりきってる」

鈴猫「こんばんわ」

寅「……」

マリア「わー、すずにゃんととらにゃんだぁー!」

寅「あ?」

マリア「コイツが言ってました」

悠「ふあっ?!っか、テメー呼んだのか!!」

マリア「呼んでませんよ。偶然です。」

摩耶「ミラクルだね」

悠「良いミラクルをください!」

寅「それより、死ぬ気でかかってこい」

悠「生ぎだい゛ぃ゛っ゛!」

ともき「うるせぇわ」

鈴猫「えーと…」

摩耶「気にせずポップコーンとコーラでも楽しみながらご鑑賞ください。」

ともき「映画感覚か」

マリア「格闘技観戦ですよ」

摩耶「一方的な虐殺にならないように頑張れっ!!」

悠「お慈悲をください」

寅「お前に慈悲があってたまるか」

摩耶「肘をくれてやるっ!」

悠「えー……おれの味方は?」

マリア「鈴猫さんがいますけど、私が全力で気を逸らさせます!ほーら、鈴猫さん」

鈴猫「はい」

マリア「……いや、特に仕込みはないんですけどね。」

鈴猫「ないの?!」

ともき「マリアと悠は言葉を発する前に一度考えてから発しろ」

悠「考えるよりも早く!はい、小鳥遊お勉強問題!アラム人が拠点とした都市は?」

寅「死ねっ!」
ブォン!
バッ!
悠「なんのぉっ!」

マリア「いけー、やれー!」

摩耶「ぶっころころころしろー!」

鈴猫「えぇーー…」

ともき「一応答えはダマスカス」
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