ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】3

ーラスタ・ラヴ(8/24/夜)ー

悠「はー……エロいことしたい」

摩耶「風俗いけば?」

ともき「うわぉ…」

優日「すごい、的確かつストレートな意見!」

悠「後腐れなくていいところが風俗の利点ではあるが違うんだよなぁ。おれはそんなプロの手腕うんぬんじゃなくてもっと新鮮でナチュラルなエロスを……」

ともき「気持ち悪い」

悠「つわりか?」

ともき「男は妊娠しねぇよ!!」

悠「薄い本だったら男もドバンバンッと妊娠してるんだけどなぁ」
チラッ

摩耶「おい、お前、今こっち見ただろ、頬骨砕くぞ」

悠「ひぇっ!」

優日「男らしい摩耶君」

ともき「今のは普通にキレていいところだしな」

金剛「俺は摩耶よりも悠の言ってることのが怖い」

悠「ご冗談を、金剛には怖いものなんか何もないだろ」

金剛「俺を何だと思っている」

悠「言葉で表すのは難しいな……。」

金剛「ホントになんだと思ってるんだ…」

悠「強靭!」

摩耶「鉄壁!」

優日「マッスルゥ!!」

金剛「お前ら打ち合わせでもしてんのか」

悠「今のはしてない」

ともき「してないのに今のチームワークか」

悠「心が通い合ってる」

摩耶「ないない」

優日「ないです」

悠「へっん!!」

ともき「なんだコイツ」

悠「みんな大好き、悠くんです!!」

ともき「……なんかもう、最近悠と話してるとお腹が痛くなる。」

悠「生理か?」

ともき「お願いします。あの野郎をぶっ飛ばしてください。」

摩耶「発剄!」
ズンッ!
ゴッ!
悠「相殺!」

摩耶「……」

悠「……」

摩耶「目つき」
ズドッ!
バッ!
悠「ぎゃー!ガチ!」

摩耶「頂肘、裏拳、臍穿、蹴按!!」
ガッ!ゴッ!ザクッ!ドォン!
悠「う、ぎ、がっ、ごぉっ!?」

優日「すごい!何してるかわからないのが、一番スゴイ!」

金剛「肘で胸と喉の間を突いて、怯んだところを裏拳、上半身が下がったところで無防備になった腹、正確に言うとヘソを刺してトドメに発剄を乗せた蹴り……で、あってるか?」

摩耶「正解」

悠「おごごごっ」
ビタンビタン

優日「陸に打ち上げられた魚みたいな動きしてる」

摩耶「わりとしっかり入っちゃったから……。ほら」
ドロッ

ともき「人差し指と中指が血で染まってる……」

金剛「ホントにガッツリ刺さったのか…」

悠「もー、やりすぎぃー!おれじゃなかったら病院いきだぞ?」

ともき「あれだけのたうってて急に平然とするなよ……」

悠「ティッシュ詰めたからそのうち血は止まる。はい、だから小鳥遊お勉強問題!バビロン第一王朝が滅んだ後にその地を支配した王国は?」

優日「カットチーズ王国!」

悠「それつまみに食べたいものだろ」

摩耶「カテジナさん!」

悠「ウッソ!」

ともき「カッシート王国」
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