ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】3

ーラスタ・ラヴ(8/21/夜)ー

悠「ナイアガラバスター……したい。」

ともき「なにいってんだお前」

悠「ナイアガラバスターしたい」

マリア「ジャーマンスープレックスで我慢しなさい!」

悠「それでもいい」

ともき「よくねぇよ」

悠「地上ギリギリで停止するから」

摩耶「それはそれで地獄だよね」

金剛「ブリッジ状態で停止もきついぜ」

悠「金剛ならイケルだろ」

摩耶「やってみて」

金剛「しゃーねーなぁ。フンッ!」
ガシッ!ブォン!
悠「うおぉぉっ、クレージーフォールダウン!」
ゴキンッ!

金剛「あっ」
悠「……」
チーン

マリア「すごい!ガッツリ完璧にジャーマン極めましたね!」

摩耶「流石、金剛君!勢いが殺す気のスピードだった!」

金剛「いや、あの……」

マリア「こんごー!こんごー!」

摩耶「こんごー!こんごー!」

ともき「というか、悠、生きてるか?」

金剛「よいしょっ」
バッ!
悠「おれは星の王子さま、あははっ」

ともき「金剛さん、もう一回いっときましょう。なにか妙なものを見ています。」

金剛「いいのかなぁ…」
ガシッ、ブォン!
悠「うおぉぉっ!なにごとだぁー!」
ゴキンッ!

摩耶「これがはやりのゴキンガチャ」

マリア「課金より良心的ですかね」

悠「あー、何か頭痛い……」

摩耶「当たったかな?」

マリア「質問してみましょう。夏、夏と言えば水着、水着と言えば海、そしてそこに「鈴猫さん」というワードを加えると?」

悠「鈴猫の白い肌と小麦色の肌の境界を余すことなく探索したい。」

マリア「大丈夫、間違いなく悠さんです」

ともき「存在が間違ってるけどな」

悠「世界が狂うほどいい男という意味で?」

ともき「……」

悠「おいおい、無視してんなよー。壊れるほど愛してよー」

摩耶「三分の一も伝わらない気がする」

マリア「純情な感情は空回りですね」

ともき「コイツは不純の感情しかないけどな」

悠「他の感情だってあるよ」

マリア「例えば?」

悠「ジャーマン数回ぶっかましといて、黙ってればこのまま済ませれると思ってる金剛への不信感とか」

金剛「あ、覚えてたか…」

悠「あたりまえじゃ!アナコンダよりド太い腕と締め付けが記憶に残らんわけないじゃろがい!」

摩耶「怪我もないしイイでしょ」

悠「それもそうか」

金剛「違う意味で心配になってくる…」

マリア「攻撃した相手が悲しい気持ちになる、こんなことってありますか?」

ともき「しらんがな」

悠「それでは小鳥遊お勉強問題!小アジアに建国された鉄製の武器を使用しバビロン第一王朝を滅ぼしたインド=ヨーロッパ系の国は?」

マリア「マグネタイト」

摩耶「アップテンポ」

金剛「無理」

悠「諦めるならボケようぜ」

金剛「答えをわかっててボケるやつと分からなくてボケるやつは違うだろ?」

悠「変なところでお真面目さんめっ!好き!」

ともき「ヒッタイトな」
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