ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(8/17/夜)ー

マリア「緋斗さん、なんか面白いこと言ってください」

緋斗「無茶振り!!」

マリア「じゃあ、悠さん」

悠「ナマコには心臓も血管もなくて肛門には歯が生えてる。」

マリア「ひゃひゃひゃ」

ともき「凄くためにならないどうでもいい知識ではあるが今ので笑うのが一番分からん」

金剛「なんかゾッとしたのは俺だけか?」

摩耶「どれに?」

金剛「いや、心臓も血管もないのに生きてるっていうナマコに」

摩耶「肛門に歯っていうのは?」

金剛「おぞましい」

悠「摩耶が肛門とか言うと……ヤバいな」

摩耶「あははっ。双按っ!」
ズッ……ン!!
悠「くっ……ぷっ……おぼぼぼっ」

緋斗「ぎゃーー!」

摩耶「ムキになっちゃった、あはっ♪」

金剛「がっつり通ったな……」

ともき「素人質問で悪いんだけどいつもの発剄とは違うの?」

摩耶「使い手によって変わるけど、僕の場合は発剄はまっすぐに浸透(とおす)剄、双按は両手で二つの発剄を同時に撃ちこむ。このとき、両手はぴったりそろえずに離して右奥、左奥へ押し込むように撃ちこむと右からの剄と左側の剄が中心で重なり合って強力な剄が爆発する……って感じかな」

ともき「なるほど、そりゃ悠でもああなるわな」

悠「あ゛ーー……お昼に食べた冷麺が出ちゃったよ。緋斗、掃除しとけ」

緋斗「さすがに嫌なんやけど!!」

悠「そんなに喜ぶな」

緋斗「やばい、会話ができない!」

マリア「あひゃひゃひゃっ!」

摩耶「マリアちゃんはよく笑うねぇ」

ともき「女がしちゃ駄目な笑い方だけどな……」

マリア「大丈夫、美少女ですからぁっ!ドヤぁ!」

金剛「自分でいうこっちゃないだろ」

摩耶「金剛君も負けてないぞ!」

金剛「なんで今の流れで俺を引き合いに出しちゃった……」

摩耶「なんとなく」

悠「はー、お腹すいた」

ともき「マーライオンしてすぐによく腹減ったっていえるな」

悠「お腹の中空っぽになっちゃったし」

マリア「頭も空っぽ」

悠「その方が夢詰め込めるんだよ」

摩耶「ハチャメチャが押し寄せてきそう」

ともき「ドラゴンボールかっ!」

マリア「じゃあ、次は金剛さんが悠さんに腹パンいきましょうか、もう出てくるものもないでしょうし」

悠「内臓が飛びでんぞ!」

ともき「やめろ」

金剛「じゃあ、胃じゃなくて膵臓辺りにしとくか?」

悠「僕の膵臓を殴らない」

ともき「君の膵臓を食べたいみたいに言うな」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!アッカド人の国家が滅んだあとその地に国家を作ったセム語系は何人か?」

マリア「アナル人!」

ともき「阿保だろ」

悠「ここでナマコの肛門に歯が生えているフラグが回収された!」

ともき「フラグでも何でもねぇだろ!」

金剛「で、結局答えは?」

悠「諦めんなよっ!!」

ともき「アムル人」

緋斗「おわったぁ…。」

悠「ほれ、御駄賃の500円。」
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