ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(8/13/夜)ー

悠「ちょっとした実験を考えた」

ともき「実験?」

悠「ここに、座敷童子(笑)こと恋の本体である人形がある。」

ともき「多分だけどそれ持ち出しちゃダメなもんだよな?恋ちゃん的に」

摩耶「正確な例えかは分からないけど心臓を持ちだされてる感じだろね。」

悠「大丈夫だ。代わりにレッドキングのフィギュア置いといたから」

想「レッド……?」

金剛「怪獣……だったはず、多分」

優日「こういうのです」
スッ

想「これは、完全に怪獣ですね。」

悠「完全一致」

ともき「なにひとつ一致してねぇ!」

悠「ちゃんと着物も着せてきたし」

ともき「努力の方向性が間違ってんだよ!!」

悠「それで、この人形を装備して当たり付きのアイスを買ってみたんだ。さぁ、アイスどうぞ」

ともき「……それって「当たり」が出るかどうかの実験てことか?」

悠「Exactly」

摩耶「なら遠慮なく……っていいたいけど、食べたらお腹壊して「当たった」とかいう落ちないよね?」

悠「さすがに無いだろう。いくらあの座敷童子(笑)で(笑)も座敷童子(笑)だし(笑)」

ともき「おかしな部分に(笑)を仕込むな」

金剛「まぁ、さすがに大丈夫だろ。ガブッ……ガブッ……残念、当たってないな」」

優日「すげぇっ。」

金剛「は?」

悠「棒アイスを二口で片付ける口。吉音でも……あ、いや、二口でいけるか」

想「そこまでは……いや、うーん……」

摩耶「ちなみ、僕のもハズレ」

ともき「んっ……俺のもハズレだな」

優日「同じく」

悠「全然ダメだな、あの(笑)」

ともき「そこだけが残った」

想「あむっ……あ、私の当たってますよ」

悠「明らかにそれは想さんの持ち前の運だろうな」

ともき「少しは信用を……信用……。」

優日「座敷童ってなんだっけ?」

摩耶「見えたり見えなかったりする可愛い女の子ってことでいいんじゃない?」

金剛「怖ぇーよ」

想「よかったら、これどうぞ。」

悠「え、いいの?」

想「はい、アイス自体はご馳走になりましたし。」

悠「じゃあ、遠慮なくいただきます。あむっ、ちゅー」

想「悠君?」

悠「うまいっ!」

想「悠くん?!」

ともき「アイスの棒を吸うな!」
ベシッ!
悠「いただきますっていったもん!!」

優日「これが……座敷童パワー!!」

金剛「違うだろ」

悠「はい、元気が出たので小鳥遊お勉強問題!シュメール人を征服して統一国家を作ったのはセム語系の何人か?」

優日「サイヤ人」

ともき「それは戦闘民族だろ」

摩耶「アーカード」

悠「使い魔を出せ!!体を変化させろ!!足を再構築して立ち上がれ!!銃をひろって反撃しろ!!さあ夜はこれからだ!!お楽しみはこれからだ!!
早く(ハリー)!!早く早く(ハリーハリー)!!早く早く早く(ハリーハリーハリー)!!」

ともき「楽しそうだな」

想「コホン、アッカド人ですね」
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