ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(8/9/夜)ー

悠「はー……あっつくね?」

ともき「台風も過ぎたことだしな」

摩耶「太陽の」

悠「波紋!オーバードライブ!!」

金剛「元気だなぁ」

優日「吸血鬼じゃないの?」

悠「ぎゃああっーー!」

ともき「やかましいわ!」

悠「ストレイツォみたいになっちまうぜっ!!」

崇「……」

悠「あれ?なんか室温下がった?」

崇「……」

悠「振りむかん!絶対に振り向かんぞっ!!」

ともき「うるせぇーよ!」

崇「はぁ」

優日「ため息」

悠「ため息はいてると幸せが逃げるぞ。ため息程度で逃げる幸せなんか必要ねぇ!」

摩耶「自己完結」

金剛「なんなんだか」

崇「精神安定剤を与えてやれ」

悠「富士山のようにどっしり安定してます!」

ともき「終盤のジェンガのように不安定だろ」

悠「全部段一本で耐えきってるし!」

優日「逆にすごい」

悠「だろぉっ!」

崇「……」

悠「なぁ、崇。見つめるのやめて?」

優日「今どんな気分ですか?」

崇「動物園の猿を見てる気分だ」

悠「それは拳二だろ」

崇「アレは原人だ」

悠「だとしたらおれが猿というのは納得いかん!拳二より知能はある!」

ともき「色々と失礼だろ」

悠「いや、拳二だぞ?」

摩耶「悠君は猿じゃなくてケダモノだよね」

悠「……ふふっ」

優日「なにわろてんねん」

悠「ケダモノ居てものけ者居ない。」

優日「どったんばったん大騒ぎ」

金剛「ケダモノ居るって大問題だけどな」

摩耶「駆除するのに大騒ぎなんじゃない?」

崇「去勢してしまえ」

悠「ひゅぃっ!」

ともき「妙な声を出すな」

悠「耳元で囁いちゃうよ?」

ともき「気色悪い」

悠「結構喜ぶんだけどなぁ」

ともき「誰が……いや、いい言うんじゃない」

優日「先読みからの封殺」

紅「うーす。あ、崇さん」

崇「どうした濡れてるな」

紅「ああ、雨降ってきてますよ」

悠「マジで?」

紅「強くはないけどじっとり長い感じの降り方してる」

金剛「明日は涼しいかもな」

摩耶「よかったぁ」

優日「ありがてぇ、ありがてぇ」

悠「暑さに負けそうならいい服を用意するぞ。」

ともき「お前は衣服関連に関わるな」

悠「じゃあ、もう脱げばいいだろ!屋根に上って脱いで寝ちゃえよ!!」

ともき「意味が分かんねぇよ!!」

悠「分かんない方が悪いっす!はい、小鳥遊お勉強問題!川の間の土地を意味する地方を何というか?」

摩耶「小島」

優日「無人島」

悠「……あれ、これ正解?」

ともき「土地を意味する地方の事であって無人ともいってないよな」

金剛「……」

紅「メソポタミアじゃね?」

崇「それは文明じゃないのか?」

紅「えーと、それはメソポタミアに生まれた複数の文明を総称する呼び名っすね。」

崇「ほう」

金剛「へー、そうなのか。」
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