ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(7/20/夜)ー

悠「夏休みいぃぃeee!」

ともき「うるさいよ」

悠「ぽそぽそ(夏休みィィ)」

ともき「耳元でさえずるな」

優日「無駄にテンションが高い」

悠「そう思うじゃん?」

ともき「違うのか?」

悠「かなり無理してる。ちなみに頑張って声だしてるから背中汗だく」

ともき「お前の何がどうなって奇行をかきたててるんだ」

悠「気候?くっそ忌々しいぐらいに晴れてるよ」

ともき「耳も悪い」

悠「顔はいい」

優日「プ~クスクス」

悠「笑えなくしてやろうか!」

金剛「なぁに騒いでるんだ」

悠「プ~クスクスって笑われた」

金剛「ああ……そう?」

ともき「そりゃそんな反応になりますよね」

摩耶「元気だねぇ。僕なんて今日だけで4回ほどクラっとしたよ」

優日「大丈夫?塩飴舐める?」

摩耶「舐めすぎてるからいいや」

ともき「そんなに?!」

摩耶「といっても、なんかこ嫌な感じがしたら口に放り込んでるだけなんだけどね。」

悠「もっとしかっり食べた方がいいぞ」

摩耶「食欲ないなぁー」

優日「私も、今日のお昼ラーメン二杯と炒飯と餃子と唐揚げと杏仁豆腐で何か満足しちゃった」

ともき「それだけ食って満足してない方がおかしいんだけどな。しっかりデザートまで食ってるし」

優日「ホントはあと春巻きと酢豚とゴマだんごも食べるつもりだったんだけどね」

悠「夏は中華だな」

京「夏は中華なのか」

悠「いつのまに……」

京「今来た」

金剛「珍しいな」

京「夜遅いけど夏休みだからな」

悠「夏休みデビューか」

京「そうなのか?」

悠「……ハハッ」

ともき「適当を笑って誤魔化すな」

悠「よーし、何か飲み物を驕ってやろう」

優日「ブラッティマリ―」

ともき「当然のように酒を勧めるな」

優日「私が飲むんだよ」

悠「だとしても当然のようにおれに驕らすな」

碧「烏龍茶でいいか」

京「うん」

摩耶「元気してる?」

京「毎日、鍛錬してるぞ」

金剛「それはいいな。立派だぜ。」

摩耶「頭の鍛錬もしないとダメだよ」

京「応」

金剛「……」

摩耶「ダメだよ?」

金剛「……はい」

優日「金剛さんの弱い返事が可愛い」

悠「女の可愛いは分からん。」

京「悠兄ちゃんはカッコいいよ」

悠「ん、知ってるぜ」

ともき「色々と言いたいことはあるけどがりゅーの手前だから我慢してやる」

悠「大手を振っておれを称えてええんやぞ。はい、小鳥遊お勉強問題!ドイツで発見された死者の埋葬をするようになった旧人は?」

摩耶「涅槃」

優日「タール」

京「ネアンデルタール人」

ともき「正解」

金剛「おー」

悠「金剛さん?」

金剛「いや、分かってたから。うん。」
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