ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(7/15/夜)ー

悠「祈りを捧げよ」

ともき「は?」

優日「鈴猫さんのへそに?」

鈴猫「祈るものじゃないよ!」

優日「称えるものでしたか」

摩耶「それとも死の祈りかな?」

優日「ガラテアっ!!」

悠「いや、泥棒神ギトーさまにだ。今日も泥棒が上手くいくことを祈って」

ともき「そんなものに祈るな」

悠「旅の神クロンの導きがあらんことを」
パンパンッ
鈴猫「どこに祈ってるの」

悠「へそ」

ともき「いってることもやってることも無茶苦茶だぞお前」

悠「あざっす!」

ともき「……」

優日「鉄の棒、あるよ。鉄の棒。」

悠「さらっと凶器渡すな」

摩耶「ここに五寸釘の束が」

金剛「ガムテーならあるぞ」

優日「……われ、天啓を得たり!」
きゅっ、ビリリッ、ぐーーっ!
【五寸釘の槍】

鈴猫「危ないの出来た?!」

悠「本格的な改造武器を作り上げるな」

摩耶「ゾンビがいつ襲ってきてもいけるね」

優日「高いところか脳を狙い刺す」

悠「それより丸太だ」

優日「それは吸血鬼用でしょう」

摩耶「みんな、丸太は持ったか!」

ともき「持てない」

金剛「持てるっちゃ持てるが」

悠「さすがだな。吸血鬼の顔面潰せるぜ」

金剛「別に潰したくはないが」

悠「ああ、己の肉体のみで戦うと。だったら安全祈願に鈴猫のへそに祈っとけ」

鈴猫「祈らなくていいです」

優日「へーそ、へーそー!!」

鈴猫「コールしない!」

摩耶「あはは」

悠「っていうか、熱くない?暑いじゃなくて熱いな」

ともき「今日は37.1を記録したらしいぞ」

金剛「体温超えたな」

摩耶「僕、日中歩いたら死ぬかもしれない」

優日「私も」

悠「摩耶はともかく、優日は帽子を脱げ」

優日「変態」

悠「ひひっ」

ともき「笑ってんじゃねぇよ」

金剛「ただ、この暑さは俺もクラッと来たからな」

悠「金剛は太陽に近いからな、物理的に」

金剛「物理的にって」

摩耶「日影じゃなくて人影で僕を覆い隠して」

悠「なんかエロいな」

ともき「どこがだよ」

摩耶「今の時期だと悠君のひとことが通常の3倍は余計にイラッと来るね」

悠「赤い機体かな?」

優日「涼しくなりますように」
パンパン
鈴猫「だから柏手打って祈らないの」

悠「ひとくち舐めたい」

ともき「黙ってろ」

悠「黙りますん。はい、小鳥遊お勉強問題!火の使用、言語の使用をしたとされる原人は?」

摩耶「拳二んかな。タバコ吸うし」

悠「ヤニゴリラ」

ともき「そろそろ本気で怒られるぞ」

金剛「北京原人か」

優日「鈴にゃん人は?」

鈴猫「いません。」
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