ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(7/13/夜)ー

悠「ぬー……汗臭い」

マリア「ファブリーズ」
ブシャーーっ!
悠「噴射力がゴキジェットプロ並みなんだが……」

マリア「あっ」

悠「おいっ!」

摩耶「ダニアースもあるよ」

悠「やめいっ!」

摩耶「大丈夫、べたつかない速乾性ソープの香り」

悠「……なるほど」

ともき「いや、ダメだろ」

マリア「まぁ、火星ゴキブリの悠さんにはこの程度のものじゃ効かないでしようけど」

悠「じょうじ、じょうじ」

摩耶「テラフォーマー」

悠「でも、体格的にはこっちだよな」
コンコン
金剛「骨を叩くな、骨を」

摩耶「大腿骨!」
ズビシッ!
金剛「なんなんだ」

マリア「骨トークですか?」

悠「骨のある話だな」

ともき「どんな話だ」

悠「あんな話やこんな話」

ともき「……」

摩耶「弁慶の泣き所」
ブォン!
悠「そこはらめぇっ!」
バッ!

金剛「さすがに避けたか」

悠「当たりマイサン」

ともき「息子はいないだろ」

マリア「股間に粗末なのがありますよ」

悠「立派なものですぅっ!!」

ともき「自分でいうなよ」

悠「世が世なら天下取れるほどのモノだよ」

ともき「黙れ」

摩耶「チェーンカッターで……去勢する?」

悠「なんでそんなやなこというのぉー!」

マリア「怖すぎて幼児回帰してますね。」

金剛「そら怖いだろうな」

摩耶「僕もゾッとするし」

悠「なら、なんでいった。」

摩耶「悠君の顔見てたらつい」

悠「えへっ」

ともき「いや、はにかむところではない」

悠「おれのはにかみ顔が見れて幸せであろう?そうであろう。」

ともき「しかし、暑さが殺人的だな」

マリア「実際、病院に運ばれているひと多数ですからね。」

摩耶「僕も超気をつけないと」

金剛「そうだぞ」

悠「はい、ここまでおれのこと無視ですよ」

マリア「火星ゴキブリですからね」

悠「その虫じゃない!あ、虫といえば昨日、悲鳴あげたわ。」

マリア「まーたナメクジですか」

悠「いや、ぼーっとテレビ見てたら手の甲をムカデが我が物顔で闊歩していきやがった。」

ともき「それは……きついな」

悠「ムカデとか久々にみたわ。あの独特のフォルムと毒々しいカラーリングとテカり。そりゃゲームとかでモンスターとして起用されますよハハッ。」

ともき「割と余裕だな。」

悠「ナメクジに比べたら全然。毒さえなかったら素手でつかめる。毒がなくてもナメクジは無理。そういこと。」

金剛「どっちもできれば素手で掴みたい生き物ではない。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!アウストラロピテクスが使用していた単純な打製石器は?」

マリア「トールハンマー」

悠「そらマンモスもミンチですわ」

摩耶「ウォーハンマー」

悠「強い、あと金剛に似合いそう」

金剛「え?」

ともき「礫石器(れきせっき)な」
65/100ページ
スキ