ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(7/7/夜)ー

悠「竹持ってきた」
ザワァー!

ともき「……」

マリア「「竹持ってきた」その男がとった行動は…でスレたてしてみましょうか」

悠「色々とやめろや」

碧「店ん中にそんなどでかい竹をもってくるのをまずやめろ。」

悠「でも七夕だし」

ともき「笹でいいだろ」

悠「迫力が足りん」

マリア「短冊つけていいですか?」

悠「いいぞー、なんて書いた」

マリア「悠さんのアホが治りますように」

ともき「バカは死ななきゃ治らんぞ」

マリア「じゃあ、一回死にますようにしときますね。」

悠「そういうのは短冊じゃなくて呪いの藁人形とかにしとけ。」

マリア「やっていいんですか?」

摩耶「どうせ効果がないよ」

マリア「呪い耐性と即死耐性ってやつですかね。」

悠「おれスゴイ」

金剛「そうだな」

悠「っか、竹持ってるの疲れた。金剛、もってて。」

金剛「なんでこんなものを持ちこんだ……」

悠「七夕だから」

ともき「なんでも七夕っていってんじゃねーぞ」

マリア「ナメクジぶつけるぞ」

悠「やめろぉぉっー!」

摩耶「ある意味、即死攻撃」

悠「みんなもっとおれに優しくしなさい」

マリア「優しく」

摩耶「発剄」

悠「色々と中に優しくない」

金剛「これ、外に出して来ていいか?」

悠「いいよ」

金剛「ったく」

ともき「なんのために持ってきたんだか」

悠「笑いのインパクト」

マリア「既に七夕はポイしてますね」

悠「じゃあ、ロアでも披露しようか」

ともき「またか」

悠「股?女の?」

摩耶「発剄」
ズンッ!
悠「ンンッ!」

ともき「ホントにこいつはもう……」

マリア「信じようと、信じまいと―」

ともき「っで、お前が話すんかい!」

マリア「戦後まもなくの話です。中国、燕赫村の森林地帯で未確認生物の足跡が発見されました。中国政府の調査隊が調査を行いましたが、厳重な監視にもかかわらず、足跡は増えるばかりでした。1960年代に入って再び本格的に、今回は監視カメラを用いての調査が行われました。録画テープには驚くべきものが映されていました。上に何もない地面に、ただ足跡だけが歩いていたのです。」

悠「ステルス……あ、分かった河童のニトリだ」

マリア「カッパッパカッパッパ、にーとりー」

金剛「なんか楽しそうだな」

摩耶「外に置いてきたの?」

金剛「ああ、なんか色んな奴が短冊とか飾りつけし始めてたぞ」

悠「さすが池袋やでー。みんなノリがいい」

ともき「なんか違う気がする。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!アパルトヘイトを撤廃して1994年に南アフリカ共和国の初の黒人大統領になった人は?」

マリア「まんだらけ」

摩耶「曼荼羅」

金剛「……ははっ」

悠「金剛君、考えることを放棄しない」

ともき「マンデラ」
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