ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(6/30/夜)ー

悠「喉がかわいときは……駒狸汁!」

ともき「は?」

悠「今日は水筒で持たされました……」

摩耶「水分補給は大事だもんね!」

悠「ほんとおごごだよごごだよなおぼぼぼ」

ともき「口の端から泡噴き出しながら飲むな」

金剛「蛍光色な青の泡ってヤバくないか」

悠「おいひーよぉー」

金剛「目が死んでるぞ」

マリア「レイプ目」

ともき「目のハイライトが消えてるって言え」

悠「あ、身体がスッーーってなってきた。汗も引いてきている。」

金剛「それ、死にかけてないか?」

悠「もうゴールしてもいいよね。」

摩耶「相手のゴール、シューーット」

悠「超エキサイティング!」

マリア「ブフッ!」

ともき「ツボったのか」

マリア「今の……イイ、です」

金剛「まったくネタが分からん」

悠「こういう時は勢いで乗っとけばいいんだべ」

ともき「いいのかよ」

悠「あ、駒狸汁のむ?」

ともき「いらない」

摩耶「じゃあ、金剛君に一杯」

金剛「えっ」

摩耶「強くなるために、飲むんだよ!」

金剛「…………わかった。」

ともき「なんか色々と言いたいことがあるけど全てをあきらめて受け入れた感じがある」

マリア「潔い!男ですねぇっ!」

悠「じゃあ、ジョッキ一杯」

金剛「コップ」
ガシッ、メキキッ
悠「オーケー、オーケー分かったから水筒ごとおれの手を握りつぶそうとするのやめてくれ。一体化する、水筒とおれの手が一体化しちゃう」

マリア「永遠に供養しろアンジェロ!俺のじいちゃんも含めて、てめぇが殺した人間のなァ!!」

悠「アンジェロじゃないです」

摩耶「アンジェロ岩じゃなくてユウスイトウ?」

マリア「水を出そうとしたら精液垂れてきそうで嫌ですね」

ともき「なにげにとんでもないこと言うなよ」

悠「はい、駒狸汁」
ススッ
金剛「コップのふちギリギリなみなみに注ぎやがって」

マリア「まぁ、綺麗なメタリックカラー」

摩耶「水銀みたいだね」

ともき「普通に怖い」

金剛「ズッ……うぐっ、ズズッ、ゴクッ!ごふぅっ。」

摩耶「おー、飲み切った」

マリア「お味は?」

金剛「……胡麻味噌ドレッシング?」

ともき「えええっ」

悠「身体がスーーってしてこないか?」

金剛「たしかに言われてみれば爽快感がある。口の中は胡麻の風味が広がってるが」

悠「それじゃあ小鳥遊お勉強問題!1979年~1990年まで在任したイギリス初の女性首相は?」

マリア「キャッチャー」

ともき「野球か」

摩耶「ピッチャー」

ともき「だから野球」

金剛「ブッチャー」

ともき「ええと、プロレスラー?」

悠「サッチャーだよ」

ともき「自分で答えるなよ」
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