ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(6/24/夜)ー

悠「雨が来たな」

マリア「今日から雨マークずっとですよ」

悠「果たして天気予報通りになるかなぁん!」

ともき「なんだそのキャラ」

摩耶「悠君は雨降るとテンション上がるからね。」

悠「テンションをあげて氣を張っておかないとな。やつが……いつ現れるかわからん。」

マリア「やってなんですか!ナメクジですか!ナメクジなんですか!ナメクジ!!」

悠「やめろっ!!」

マリア「ヒヒヒッ!」

金剛「醜いなぁ」

マリア「いやいや、言わずと知れた美少女ですとも」

悠「言わずと知れた美少年です。」

ともき「やかましいわ」

摩耶「発剄」
ズンッ!
ブゥン!
悠「集剄!」

金剛「おっ」

マリア「どうなったんです?」

摩耶「相殺されたね。」

ともき「相殺?」

摩耶「分かりやすく言えば僕が10で撃った剄を体内で練った10の剄で防いだ。器用なことするよね」

悠「ふっ、いつまでも……」

摩耶「双按」
ズドンッ!
悠「ごばあぁっ!」

金剛「せめて最後までいわせてやれよ。」

摩耶「気を抜いてるときに一撃は基本だよ。」

悠「最後の……一撃は……切ない」

マリア「ワンダかな」

ともき「悠でもそれは効くんだよな」

金剛「悠どころか俺もやられれば辛い」

摩耶「僕は金剛君に殴られたらひとたまりもないけどね。」

悠「ひとたまりはないかもしれんが、ふたたまりくらいならあるかも知れない」

マリア 「ひとたまりふたたまり」

悠 「ひとたまりひととたまりヒポポタマス!」

マリア「ヒポポタマス?!」

悠「イェイ!ヒポポタマス!」

マリア 「ピテカントロプスエレクトス!」

悠 「シナントロプスペキネンシス!」

ともき 「おまえらアホか!」

金剛「ヒポポタマスは分かるがピカなんたらってなんだ」

悠「ピテカントロプスエレクトス」

金剛「なんだそれ」

マリア「ジャワ原人のことですよ」

金剛「じゃあ、もうひとつのは」

悠「シナントロプスペキネンシス」

マリア「北京原人です」

金剛「…………はぁ?どういう事だ?」

摩耶「北京原人の学名がシナントロプスペキネンシスってことだよ。」

金剛「へぇ」

悠「隙を見せたな!発剄!」
ズンッ!
ゴッ!
金剛「筋肉反射(マッスルカウンター)」
ペキッ!
悠「てくびがぁ!!」
ぶらんっ、ぷらん

ともき「ホントに外れてるぞ?!」

金剛「外れたんじゃなくて外したんだよ」

摩耶「筋肉反射で打ち返された瞬間に拳を脱力させて関節をはずして衝撃を逃がした。柳に雪折れなしってやつ。」

悠「金剛対策のひとつだ」
コキンッ!

マリア「器用ですけど気持ち悪いですね。」

悠「あら酷い、はい、小鳥遊お勉強問題!!ソ連が1979年軍事介入した国は?」

マリア「アフォガード」

ともき「デザートだろ」

摩耶「アフガニスタン」
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