ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(6/19/夜)ー

悠「カレー」

ともき「カレー?」

悠「今、おれの中でカレーがプチブームでな」

摩耶「何カレー?」

悠「キーマっぽいカレー」

ともき「ぽいってなんだぽいって」

悠「金魚とか掬う紙の網だよ」

ともき「それはポイだろ」

摩耶「ほうれん草食べて元気いっぱい」

ともき「ポパイ」

金剛「さよならを英語で」

ともき「グッバイ……遠くなってる」

悠「ボインがひとつ」

ともき「……」

悠「ボインが二つ」

ともき「…………」

悠「それはおっぱいっていってよ」

ともき「やかましいわ」

悠「大きいボインがもう一つ!風に揺れるカッパ、おっと日傘を忘れちゃなんねぇ~」

ともき「いや、なにを歌いだしてる」

悠「砂坊主絵描き歌」

ともき「いいからカレーの話続けろや脱線男」

悠「脱肛男じゃなくて良かった」

金剛「脱肛の経験があるのか」

悠「まだないけど、これからもないことを祈る。それでカレーだが……」

摩耶「肛門の話からカレーの話ってどうなんだろうね。」

悠「気にしたら負けだ」

ともき「少しは気にしろ」

悠「キーマカレーほどしっかりとひき肉三昧じゃなくてほどほどに使ってるカレーだ」

吉音「じゅるる」

ともき「後ろ」

悠「なにかを啜る音が聞こえた。振り向いたら取り返しがつかないことになりそうな気がする。」

摩耶「振り向かなくても捕まってるんだけどね。」

吉音「カレー作るの?食べるの?私もー!」
ブンッブンッ
悠「揺れる揺れる、視界が揺れる」

優日「大人しくカレーを出さないと脳がグリングリュンするぜ」

悠「普通に怖い」

摩耶「カレー強盗団だ」

金剛「どんな強盗団だか……」

摩耶「現れたあとにはカレーもご飯も残らない」

ともき「恐ろしいっちゃ恐ろしいな」

悠「揺らされ過ぎて気持ち悪くなってきた」

摩耶「顎を打とうか?」

悠「余計に脳がグワングワンするだろ」

摩耶「揺れを揺れで制御する」

金剛「良い手だ」

悠「おれとしてはよくないんだけどなぁ」

吉音「カレーは?」

悠「あとでココイチ連れてってやるから揺らすのはおっぱいだけにしといてくれ。」

ともき「阿保だろ」

優日「これはカレーの一杯や二杯じゃ許せんよなぁー!」

悠「お前はどういう立場だ」

優日「カレー強盗団だ」

悠「え、それ続けるの?はい、小鳥遊お勉強問題!1986年旧ソ連ウクライナのキエフ郊外の大量放射能漏れがあった原発は?」

摩耶「尿から放射能が検出」

金剛「そんなニュースしてたな」

優日「怖いよねぇ」

悠「波紋の呼吸で内部から浄化だ」

ともき「できねぇし、あとチェルノブイリな」
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