ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(6/11/夜)ー

社「……」

悠「……」

社「……はい、確かに原稿あずかりました。」

悠「おう。」

ともき「ああしてるとちゃんとしてるな人だよな。ああしてるとだけど」

想「ふふっ」

吉音「なになに?」

悠「コラムの原稿」

吉音「なんのコラム?」

悠「美味しいフリーズドライの味噌汁のコラム」

ともき「ウソつけ」

社「いや、ホント」

ともき「ストリート系のファッション誌じゃないでしたけ!?」

社「そううなんだけどね……」

悠「だって書くことなかったんだもん。」

ともき「だからって……フリーズドライの味噌汁って」

想「よろしいのですか?」

社「いいか、悪いかっていうと微妙だけど……正直、悠くんが書いてるコラムは食べ歩きとかのものが多いからね。こういうのでも人気あるから……。」

ともき「というか、トラブルとか実際にあったことを書いてなかったか?」

悠「そういうのを書いてないってことは事件が起こってない、平和ってことだよ」

想「それを聞くといいことなのかもしれませんね。」

社「うちは取りあえずちゃんと書いてさえくれれば助かるし。こういうのでも。」

悠「こういうのぉ?なんか不満があるのかぁぁ?」
ぐにぃっ
社「無いです無いです!ありがたいです!じゃ、預かりましたからー!」

ともき「威嚇すんなよ…。」

吉音「食べ歩きつれてって」

悠「なんでやねん」

吉音「わたしも美味しいもの食べたい!」

悠「美味しいものか……まぁ、吉音自体がおいしい」

想「悠君?」

悠「ほほほっ」

ともき「なにを笑っとるんだコイツ」

マリア「変態がっ!」

悠「恐縮です」

ともき「ちげーだろ。あと、どっから現れた」

マリア「いや、何か食べに連れてってもらえそうだったので」

悠「今厳しいんだけど」

吉音「まぁまぁいいじゃないの~」

悠「お前が言うこっちゃない」

マリア「ビアガーデンやってましたよ」

悠「行くしかねぇな」

想「即断ですね」

悠「かるーく飲んでそのあとはしっぽりと……」

想「……」

悠「コホン」

マリア「悠さん、水風呂にしっぽりつかりますか?」

ともき「そりゃいい頭も冷えるだろうし」

悠「せめてサウナに入ってからで」

ともき「ただの涼みじゃねぇか」

マリア「逆にキンキンッに身体を冷やしてサウナに入るのは如何ですか?」

吉音「なんか心臓が止まりそうだね。」

悠「死にたくねぇ。はい、小鳥遊お勉強問題!1949年日本人として初めてノーベル賞を受賞した人は?」

マリア「湯川学」

悠「非論理的だ」

吉音「ガリレオだっけ?」

想「根本的に問題が違ってきていますよ」

ともき「湯川秀樹な」
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