ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(6/9/夜)ー

悠「はーーー、暑い」

ともき「梅雨って割には晴れ晴れしてるもんな」

悠「ハレバレユカイ」

ともき「……」

優日「なに踊るの?」

悠「おれは自分が躍るより、女の子がエロく踊るのが好きです!!」

ともき「やかましいわ!」

悠「具体的には中腰でだな……」

ともき「語るんじゃねぇよ」

悠「悠くんは語りたい」

優日「壁にでも語ればいいんじゃないかな」

悠「それは最後の最後の手段だな」

ともき「ただの病気だろ」

悠「人間は何かしら病んでるからな」

ともき「そういうんじゃない」

優日「心のスキマがあるんだね」

悠「笑うせぇるすマンきちゃうよ」

ともき「ドーンされてしまえ」

悠「むしろ美人の心のスキマならおれが埋めるぜっ!」

ともき「何言ってんだコイツ」

優日「私のお腹のスキマを埋めてください」

悠「孕ませてほしいと?」

優日「飯を食わせろって言ってんだよ」

悠「なんて言い草だ!」

ともき「いや、どう考えてもお前のいってることがおかしいからな」

悠「お腹のスキマを埋めるって言ったら……受胎だろ」

ともき「なんかもう怖いわ。お前の発言が」

優日「私はだいぶ前からガチ引きしてる」

悠「そんなこといっておれの事が大好きなんだろ。」

ともき「チッ」

悠「舌打ちされた」

優日「一回ちゃんと謝ろうか。ともき君にも私にも」

悠「なんか……ごめんちゃい!」

ともき「ほっっとひとを怒らせる天才だな!!」

悠「あざっす!」

優日「ドライバーとかで目玉思いっきり突き刺していいかな?」

悠「よくないです」

ともき「いいよ、刺しちまえ」

悠「都市伝説じゃないんだから……」

優日「ドライバーか焼肉かの二択だよ?」

悠「マジか……いや、おれに得がないんだけど」

優日「謝罪だからね。」

悠「っか、謝ることもないと思うんけど」

ともき「しつこい」

悠「アッハイ。すいません、愛してください」

優日「ちょっと無理かな」

悠「諦めるの早いのです」

優日「ふー」

ともき「ため息出たな」

悠「焼き肉大皿ひとつ」

優日「少しだけ愛せる気もしなくもない」

悠「大皿ひとつで少しだけでしかも気もしなくもないって……ガチャでいったら1%ぐらいだぞ」

ともき「例え微妙」

優日「訓練された方々なら1%もあるっていうんじゃない?」

悠「おれは訓練されちゃいない!はい、小鳥遊お勉強問題!サンフランシスコ平和条約に出席した日本の首相は?」

優日「バカヤロー!」

悠「それで間違いではない」

ともき「吉田茂」
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