ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(6/7/夜)ー

悠「六月六日は雨ザーザー」

ともき「七日だけどな」

悠「……にゃーー!」

ともき「何だコイツ」

優日「脳が腐ったんだよ」

崇「梅雨の湿気か」

紅「~~!」

悠「腐っとらんわい!」

優日「ホモー」

悠「そういう意味でも腐っちゃいない!」

氷室「しかし、これからは痛みには気をつけないといけませんね。カレーなんて鍋に置いたままだと半日も持たないときありますし」

優日「せっかく作ったカレーが蓋を開けたら異臭とかびってたってなったら二重のショック!ショック!!」

ともき「どれだけショックなんだよ」

悠「Gショック」

崇「……」

悠「あら、射殺すほど冷たい目っ!!」

紅「ついでに殴り殺されとくか?」
コッコッ
悠「金属バットを軽く当てるのやめなっせ」

優日「カレーショック!」

ともき「まだいってるのか」

悠「カビよりも怖いのはナメクジだろ!あいつらワープするんだぞ!」

紅「しないだろ」

福太郎「ナメクジが瞬間移動するいう都市伝説あるよな」

紅「……誰だっけ?」

優日「福神漬けさん」

ともき「どこまでカレー引っ張ってるんだ」

悠「福ちゃん!」

福太郎「まいど」

崇「都市伝説……つまり嘘か」

悠「都市伝説を嘘で済ますんな!」

ともき「済ます「ん」なの「ん」はなんだ……」

氷室「そういえば……毎回同じ場所にナメクジが現れるとか、気がつくと窓にへばりついていたという話を聞きますね。」

悠「やつらは化物だ!ワープしてるんだ!」

ともき「化け物は自分だろ」

悠「崇のが化けもんだろ!」

紅「あ?」
ゴッ!ゴッ!
悠「やさしくしてぇ」

福太郎「せやけど考えてみたらゴキブリやヤモリやって知らんうちに部屋ン中に入ってくるんやかナメクジやったらそらもっと入りやすいやろけどね。」

悠「やーめーてーよぉー、もーーっ!」
ずりんずりん
福太郎「これが女の子やったら喜べたんやけどなぁ」

優日「なんだっけ……ああいうの見たことある」

ともき「俺もだ……」

優日「あ、新聞とか読んでて急に猫が飛び込んできてやたら頭から擦り付いてくる奴だ!」

ともき「それだ」

紅「すまん、ピンっと来ない」

氷室「私はわかります。崇は如何ですか?」

崇「悠が気色悪い」

悠「悪くねぇし!むしろ気色いいし!」

ともき「そらお前の顔色だろ」

悠「元気いっぱい!はい、小鳥遊お勉強問題!中国の内戦で勝利し1949年中華人民共和国を建国した政治家は?」

優日「もうくたくた」

悠「疲れてるのかな?」

ともき「俺はお前の相手に疲れてる」

福太郎「悠は色々と憑かれとる」

悠「デュフフッ」

紅「キモイ」

悠「あぁん?」

氷室「毛沢東ですね」
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