ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(6/6/夜)ー

悠「マジカルバケーションってあったじゃん?」

ともき「……マンガか?」

弩躬「ゲームだよ」

優日「ゲームボーイアドバンスの発売とほぼ同時期に発売されたRPGゲーム」

ともき「へー」

悠「ドットとか綺麗でゲームシステムとかなかなか完成度の高いゲームなんだけどおそらく裏ダンジョンまでクリアした猛者は一握りしかいないはず」

ともき「そんな難しいのか」

優日「難しいっていうか……ドめんどくさい」

ともき「ド?」

優日「ド!」

悠「通信機能があるんだけどさもし隠しダンジョンに行こうと思ったら100人と通信しないといけない」

ともき「……100回しろってことか?」

弩躬「100回は100回でも同じ相手と100回じゃなくて別の相手と系00回しないとダメなんだわ。」

ともき「ちょっと待った。それってネット通信とかは?」

悠「アドバンスにはそんなものあるわけない。」

優日「当然だけどすれ違い通信もない!!」

ともき「それで100って……」

弩躬「アドバンスには早すぎたシステムだったんだ」

ともき「でも、100人通信しなくてもクリアできるんだよな?」

悠「できる。ただし隠し要素と精霊コンプは不可能」

ともき「精霊ってのは?」

優日「マジカルバケーションは名前通り魔法がテーマで精霊は魔法の効果をあげたりするんだよ。」

弩躬「戦闘中に精霊を呼び出せて、呼び出した数に応じて魔法の威力が倍加していく、2.4.8.16.32……って感じに」

ともき「何倍まで上がるんだ?」

悠「128倍」

ともき「おかしくね?」

悠「バランスブレイカーだっ!!」

弩躬「因みに精霊は、火、水、風、雷、木、虫、獣、石、古、刃、音、美、毒、愛、闇、光の16種類」

ともき「その時点で多い!!」

悠「精霊を全部コンプしようと思ったまず通信プレイの為の環境を整える→ 序盤から終盤にかけてカエルグミ無捕獲無購入縛りプレイし、全ての愛の精霊・隠しダンジョン以外の光の精霊6体と契約する→ 別々の100人との通信を達成して主人公の属性を「闇」にし、且つカエルグミを1000匹捕獲→ 闇属性魔法の習得が必須の隠しダンジョンに入り、そこにいる闇の精霊と契約する→ 全ての魔法を覚え主人公の属性を「光」にする→ 光属性魔法の習得が必須の隠しダンジョンに入り、そこにいる最後の光の精霊と契約する→ その後残り全ての闇の精霊と契約する……で、コンプ」

ともき「えぇ……」

優日「補足するとカエルグミは回復アイテム」

弩躬「つまり最初からNo回復アイテムしばりを強いられてる。あと、カエルグミはその辺を跳ねまわってるから近づいてボタン押すと捕獲になるからそれも注意、ある場所だと触れただけで捕獲判定になる場所もある」

ともき「コンプさせる気ないよな?」

悠「隠し要素をどうこう考えなかったら普通に進めたらいいし、かなり面白いのは面白いぞ。はい、小鳥遊お勉強問題!東(社会主義)VS西(資本主義)による対立状態は?」

優日「冷麺たべたい」

悠「好きにしなさい」

優日「ゴチでーす」

悠「なんでやねん!」

弩躬「冷戦だな」

ともき「ですね。」
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