ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(5/16/夜)ー

悠「チャーラーチャチャーラ!」

ともき「うるさいっていうのと、黙れっていうのどっちがいい?」

悠「優しくして」

マリア「はぁーーーー…」

悠「……チャーラーチャチャーラー!」

マリア「はぁぁぁ」

悠「おかしいな。どんな些細なボケでもツッコむともきと同じで、どんな雑な振りでも食いついてくるマリアがダースベーダーみたいな呼吸してる」

ともき「そんな何から何までツッコんじゃいない」

悠「えへへ」

ともき「ハニカムなぶっ飛ばすぞ」

悠「最近ともきが暴力的だわ」

マリア「はあぁぁ」

悠「話しを聞いてほしいなら聞いてほしいって言いなさい!どうしたの待ちするやつは嫌いよ!!」

ともき「お前は「何やってる」待ち多いけどな」

悠「おれはいいんだよ」

ともき「……」
ベチン!
悠「ハリセンて音の割には痛くないっていうのがパターンだけど。ともきのハリセンさばきは音に負けず劣らず痛い……」

ともき「痛くしないとお前は学べないからな」

悠「優しくしてくれた方が学べる」

マリア「悠さんはいつも元気ですね」

悠「冬場以外は大抵元気だ。冬場も裸の女の子がいれば元気になる。」

ともき「……」
ごぉん!
悠「一升瓶で殴られると痛いって知ってる?」

ともき「知ってる」

悠「なら良かったDEATH。」

マリア「バカ(悠)さんを見ていると元気が出てきます」

悠「そうだろう……テメー、今バカっていったか?」

マリア「いってますん」

ともき「どっちだよ」

悠「くそう!おれのネタを!」

マリア「はー……」

悠「それでなんかあったのか?」

マリア「アメリカに出稼ぎにいったら失敗したってところです」

ともき「アメリカって……」

悠「バカだなー。アメリカにいったんならラスベガスで一発当てるんだよ」

ともき「それは一発で破滅の間違いだろ」

悠「今さらちょっと借金が増えたって問題いないだろ。」

ともき「なんっーこといってんだ」
ガゴンッ!
悠「ほっほーアルミの一斗缶なんてよくあったな」

悠「でも成功したら帳消ししてお釣りが来るんだぞ。」

マリア「百理ある」

ともき「一理もねぇわ!考えを改めろ!」

マリア「まぁ、私は今生きてることに全運を使いこんでるのできっとカジノで一発は当たりませんけどね」

悠「部の悪い賭けは嫌いじゃない」

ともき「お前はいつか取り返しのつかないことになるぞ、きっと」

悠「はっは、それでは小鳥遊お勉強問題!世界恐慌の結果、主にイギリス・フランス・アメリカが行った他国の輸入を抑えて自国と属領の連携を強化した政策は?」

マリア「ブロッケン現象」

悠「ブロッケンのお化け」

マリア「ブロッケン伯爵」

悠「おのれマジンガーZ」

ともき「ブロック経済政策っていえや」
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