ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】2

ーラスタ・ラヴ(5/14/夜)ー

悠「なんのフェアか知らないが関東と関西のカップ麺の味比べってのをやってた」

マリア「つまり味比べフェアじゃないですか?」

悠「味比べフェアだな」

ともき「お前さ、発言にも少し責任持てよ」

悠「持ってる持ってる。」

マリア「どの程度?」

悠「水に浮く軽石程度には」

ともき「軽いって言い切ったな」

悠「軽石、軽石」

マリア「踏めば割れますね。」

悠「踏む必要もなく簡単に割れる」

ともき「自分の発言に対する責任がその程度ってことなんだな」

悠「おのれ誘導尋問!」

マリア「悠導尋問ですかね」

悠「ざぶとんをやろう」

マリア「お金がいいです」

悠「正直者め」

マリア「あざっす!」

ともき「褒めてはない」

悠「褒めた」

マリア「褒められた」

ともき「ああそう」

金剛「よう」

悠「焼肉たべたい」

金剛「ひとの顔見ていきなりそれか」

悠「なんかお腹すいて金剛の顔見たら焼肉ってなった」

摩耶「わかる」

ともき「わかっちゃうんだ」

金剛「俺=焼肉か」

悠「いや」

摩耶「金剛君=」

「「筋肉」」

マリア「そこは満場一致ですね」

悠「そりゃこれだぜ」
ベシベシッ
金剛「叩くな叩くな」

摩耶「発剄」
スッ……
バッ!
金剛「それはやめろっ!」

摩耶「……チッ」

金剛「舌打ちしたな」

摩耶「シテナイヨー。ジョウダンダヨー。」

ともき「片言」

悠「ポンポンっと発剄うつのやめようぜ」

摩耶「ちゃんと相手を選んでるから大丈夫」

マリア「相手」

悠「おれは遠慮したい」

摩耶「悠君には発剄なんて、双按だよ」

悠「悪化した」

金剛「俺はどっちもごめんだがな」

悠「むしろ盾になってよ!!」

金剛「こんな風にか」
ガシッ!
悠「これはおれを盾にしてるというんじゃないかな」

マリア「双按!双按!」

悠「双按コールしてんじゃねぇ!」

摩耶「いいかな?」
ジリジリ

悠「……金剛」

金剛「なんだ」

悠「愛してる」

金剛「摩耶、濃いのいっとけ」

摩耶「双按」
ズドォン!!
悠「ぐぅぇっ!」

マリア「鶏を絞めたような声ですね」

金剛「ぐっ……」

ともき「どうかしました?」

金剛「羽交い絞めしてる俺にまで浸透してきた」

摩耶「濃いのっていうから格別に濃いのを撃った。正直両人ぶっ飛ばすつもりだったけど大分悠君に相殺された」

金剛「いい性格だ」

悠「ぐぐっ、た、小鳥遊お勉強問題……1929年ニューヨークのウォール街の株式が大暴落して始まった大不況は?」

ともき「わりと余裕あるな」

悠「いや、いま、へたにうごくといろいろとでる……」

摩耶「世界恐慌」

マリア「お水飲みますか?」

金剛「ああ、悪いな」
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