ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(5/4/夜)ー

悠「あっちぃ」

ともき「確かに暑いな」

マリア「涼しくなることないですかねぇ」

悠「高いところからダイブ」

ともき「ひとりで落ちてろ」

悠「いやん」

ともき「うざい」

真桜「暑いときはアイスなの」

マリア「この声は真桜ちゃん!」

ゆえ「……」
真桜「……」

ともき「小脇に担がれてるが」

悠「暑さに参ってるんだよ」

ゆうな「自立歩行もままならない程度に弱ってる」

ゆえ「よいしょ……」
スッ
真桜「……」

悠「……」
スッ
白巳「くぅくぅ」
真桜「乗せるななの」

マリア「あれ、白巳ちゃんいました?」

悠「居た居た」

マリア「あれ?」

真桜「熱いなの」
ぐぐっ
白巳「むにゅっ」
ぐぐっ

ともき「なにげにしっかりつかんでる」

ゆうな「白巳は真桜ちゃん大好きだから」

ゆえ「しっとりひんやりしててきもちいいん゛よきっと……」

悠「逆に白巳はもちもちぬくぬくだけどな」

マリア「なるほど、子供は体温高いですもんね。」

真桜「う~……」

ともき「うなってる」

悠「幼女幼女していていいな!」

マリア「好きな人にはたまらんでしょね!」

ともき「いいから助けてあげろ」

悠「よいしょ」
スッ、むちゅん!
白巳「にゅっむ…」

ゆうな「ぷるんぷるんや」

ゆえ「まおちゃんいきてる……?」

真桜「……」
ダラッ

ともき「とろけてるな」

悠「アイスとか氷食べさせたら戻るよ」

ゆうな「つまりアイスを買ってきていいということですね!」

ゆえ「ぐんしきんください……」

悠「ほほー、そうきたか」

マリア「私はアイスでなくても食べ物ならあったかいものでもいいですよ!!」

悠「なんでしっかりお前も食う気なの?」

マリア「ごはんはみんなで食べたほうがおいしいでしょうが!」

ゆうな「確かに」

ゆえ「いえすだね……」

悠「いや、飯食う話ではないんだけど」

真桜「いいから……とっととアイスかって来いなの」

悠「あ、これガチのやつだ。ちょっと急いで買ってきて、ほら財布」

ゆうな「アイアイさ~」

ゆえ「いそいでいってきまいす……!」

マリア「冷やし中華、肉まん、オデン、からあげくん、おにぎり!」

悠「どぉぃっ!」

ともき「財布ごと渡したのがダメだったな」

悠「というか、当然のようにマリアもついていきやがった」

真桜「……」

悠「……た、小鳥遊お勉強問題!1925年制定した反政府的言論、思想などを取り締まった法律は?」

真桜「…………」

悠「……つらい」

白巳「治安維持法むにゅむにゅ」

ともき「救いもあったな」
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