ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(5/3/夜)ー

悠「むかん」

ともき「無感?」

悠「いや、むかん。コンビニで売ってたんだけど」

ともき「いやいや、むかんて何だよ」

悠「これ」
スッ

ともき「……冷凍ミカン?」

悠「の、皮を剥いたものだから「むかん」」

ともき「ああ、だから「むかん」か。ってか、そんなの売ってるんだな」

悠「コンビニは色々面白いのがあるからいいよなぁ」

崇「お前はそういうのよく見つけるな」

悠「どっかの王族と違っておれは庶民ですからっ!」

崇「自分の立場が分かっててえらいじゃないか」

悠「ぎーーーっ!」

ともき「呻くなよ」

鈴猫「こんばんわ」

悠「はい、こんばんわ、こんばんわ。」

ともき「なんで二回いった」

悠「鈴猫とへそに一回ずつ」

鈴猫「へそにはしなくていいから」

悠「ハハッ」

鈴猫「笑って誤魔化さない!」

悠「でも、みんなするって」

ともき「しないだろ」

優日「あ、鈴猫さん、ちーす、ちーす」

鈴猫「……」

悠「ほら」

ともき「優日は特殊だからな」

優日「誰が特殊狩猟許可書モンスターやねん」

ともき「言ってねぇ言ってねぇ」

悠「鈴猫はへそにも挨拶するって話してたんだよ」

優日「そりゃするでしょ」

鈴猫「しなくていいです」

優日「やっぱりちゃんと拝んだ方がいいですか?」

鈴猫「拝まない!」

崇「まるで神仏だな」

鈴猫「崇!」

優日「神域には達してますから」

鈴猫「どこが…」

優日「色々と」

ともき「あんまり鈴猫さんを揶揄うなって」

優日「20%は冗談だよ」

鈴猫「80%はほんきなの?!」

悠「むかん食べるか?」

鈴猫「むかんってなに?!」

悠「これ」

鈴猫「……ミカン?」

ともき「皮を剥いてあるから「むかん」らしいです」

優日「ああ、それ美味しいよね」

ともき「そして優日は知ってたか」

優日「コンビニは一日1.2回」

ともき「ああそう」

鈴猫「へー、小さいのがふたつはいってて可愛いね。」

悠「鈴猫の大きいふたつのおっぱいも可愛いよ」

優日「はいはい」

ともき「無視してください」

鈴猫「はい」

悠「きしゃー!」

崇「うるさい」

悠「おら、むかん食えよ!」
ズィッ!
崇「……」

悠「あ、冷凍ミカンより冷たい視線」

優日「冷凍ミカンもとろけそうなオヘソ」

ともき「意味が分からん」

悠「それでは小鳥遊お勉強問題!国際連盟発足当初の常任理事国の組み合わせとして正しいのは?」

鈴猫「……」

悠「ヒントは英雄は仏を伊勢に探して日々過ごす」

鈴猫「ヒントなの?」

優日「英、仏、伊、日」

ともき「言葉でいっても伝わらないヒントだよな」

悠「大丈夫、この世界はちゃんと文字表記される」

ともき「やかましいわ」
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