ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(4/27/夜)ー

悠「秘書検定ってのがあるらしい」

ともき「秘書……検定」

マリア「へー、それって野郎もとれるんですか?それともキツメだけどお尻の弱そうな美女限定ですか?」

悠「野郎もキツメだけどお尻の弱そうな美女もとれる検定だ」

ともき「後半おかしいよな」

悠「強気な美女はお尻が弱い定期」

マリア「神姫さんにいってみてください」

悠「ただの自殺じゃん、下手したら死ぬよりも辛い状態で生かされ続けるぞ」

ともき「そういう目に合えばいいのに」

悠「おれは快楽に溺れて死にたい」

マリア「薬漬けとか」

悠「……それも一応快楽か。もっと具体的に言わないとダメだな。失敗失敗」

ともき「色々と頭おかしいだろ」

悠「おかしけりゃわらえ」

ともき「……」
スッ

悠「灰皿なんて捨ててかかってこい!」

ともき「断る」
コォン!
悠「縦にやられちゃったよ」

マリア「グッド」

福太郎「わー、痛そう」

悠「この痛みは愛の大きさだから平気」

恋「ずいぶんと不器用な愛じゃな」

ともき「愛なんてない」

マリア「愛深きゆえに愛を捨てた男」

悠「サウザー!!」

恋「なんじゃそりゃ」

福太郎「オウガイを自らの手で葬ることになって、愛することの無常を知った男、それが聖帝サウザー」

マリア「説明乙」

恋「説明されても分からん」

悠「もの分かりの悪い子はほっぺたを揉みちぎります」

ともき「千切るな」

マリア「これがのちの小太り爺さんである」

ともき「昔話がのちになるってなんだ」

悠「未来に生きてるんだよ」

ともき「……」
ゴスッ!
悠「ふぅ、また殴られちゃった」

福太郎「タフい」

悠「へへっ!ということで小鳥遊お勉強問題……は、まだちょっと早いから福ちゃんなんかトーク話題出して」

福太郎「メルカリってはやっとるやん?」

ともき「あー、流行ってますね」

マリア「現金を販売して現金販売禁止になってるやつですね」

恋「記念硬貨というやつか」

マリア「いえ、40000円を4万数千円で買ったりするんです。」

恋「なぜ現金を買うんじゃ?損ではないか」

悠「マネーロンダリング……クレジットカードの現金化だよ。借金の返済に困った奴なんかが、クレジットカードのショッピング枠を利用して現金を購入すれば、一時的に現金を手にすることができるからな。」

福太郎「ただ、結局は借金の総額は膨らむんやけどね」

恋「なんと!そんなことができるのか!」

悠「っても、「クレジットカード現金化」は、債務超過者とかをターゲットにした貧困ビジネスの一種として古くからある手法だぞ。」

ともき「詐欺にならないのか?」

悠「もちろんグレーゾーンだ。だから詐欺罪に問われる可能性もあるってことで消費者庁は警告。カード会社は規約で禁止している。」

福太郎「悠はさすがによう知っとるね」

悠「へへっ、それでは小鳥遊お勉強問題!1918年富山県で起きた米の価格が上がったことによって起きた事件は?」

マリア「米食いねぇ事件」

ともき「寿司食いねぇかよ」

福太郎「ブレンド米販売」

ともき「ちょっとしたブームメンとはありましたけどね」

恋「米騒動じゃろ」

悠「正解、あとでほっぺた揉みしだいてやるよ」

恋「やめい!」
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