ｰラスタ･ラヴ(4/16/夜)ｰ

悠「赤福食べたい」
バーン!

想「赤福……ですか」

ともき「っていうか、なんでジョジョ立ち」

吉音「ふぐ!食べたい!」

悠「赤福」

吉音「赤いフグっているの!」

悠「違うんだよなー」

吉音「にゃ?」

悠「あか」

吉音「あか」

悠「ふ」

吉音「ふ」

悠「く」

吉音「く」

悠「赤福」

吉音「あかふく」

悠「グッド!」
ドォン!

吉音「赤福っていう種類のフグだね」

悠「WRYYYYY!」

ともき「なんで最高にハイになった」

想「三重県伊勢市の和菓子屋赤福の和菓子商品ですよ」

吉音「フグのお菓子!?」

ともき「うなぎパイかな?」

想「餅菓子ですよ。あんころ餅の一種ですよね?」

悠「餅を漉し餡でくるんだもので、漉し餡には三つの筋が付き、五十鈴川の川の流れを表してるのだ。」

吉音「あ、なんか食べたことある気がする。」

悠「それなのに今まで分からなかったのか」

想「吉音さんに説明する場合はお菓子であることを先にいっておいた方が良かったかもしれませんね。」

悠「抱きしめていいですか?」

ともき「なんでだよ」

悠「なんか引き寄せられた」

優日「人と人との間には引力が存在する」

悠「スタンド使いはスタンド使いを引き寄せる」
ドドドドドドッ

ともき「いや、このなかにスタンド使いいねぇし」

優日「ところで赤福食べない?知り合いにもらったんだけど」

吉音「食べる」

悠「赤福だとぉぉぉっ!?」

優日「どしたの」

想「食べたかったらしいです」

悠「最高にハイってやつだぁァ!」

優日「そっか、惜しかったね。」

悠「あ?」

吉音「もっぎゅもっぎゅ。」

優日「完食です」

ともき「モチをこのスピードで平らげたかぁ」

悠「…………吉音」

吉音「も?」

悠「ズギューーーンッ!」
吉音「んーーっ!」

ともき「そこまでするか…」

想「いいんでしょうか…」

優日「泥水を用意しなきゃ!」

悠「泥水で口を洗わすな!」

吉音「も～～、えへへっ」

悠「っか、なかったわ…。完全に飲み込まれてた」

優日「赤福より吉音ちゃんの唇のが高価」

悠「そりゃそうだ。しゃーない、自分で作るか」

ともき「それでいいのか」

想「作れるんですね」

悠「わりと器用なんですよ」

想「知ってます」

悠「抱きしめていいですか?」

ともき「やかましいわ」

悠「それでは小鳥遊お勉強問題!1851～1864まで続いた中国最大級の大反乱は?」

優日「メイドインヘヴン!」

悠「時は……加速するっ!!」

ともき「今日はやたらぶっこむなぁ」

想「太平天国の乱ですね」

吉音「想ちゃんすごーい!」

悠「抱きし……」

ともき「しつこい」