ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(4/11/夜)ー

悠「スゴイ発見をしたんだ」

ともき「そっか。なら、よかったな。心の中に秘めとけ。」

悠「あれぇ?」

マリア「あしらい方が上手い!!」

悠「アオアシラ?」

マリア「耳腐ってます?」

悠「ミミック?」

マリア「腐っては無いようですね」

ともき「どこがだ」

悠「それよりも、スゴイ発見をしたんだ」

マリア「ループ」

紅「うーす」

悠「モース。あっ」

窈「……」

悠「何だゴルァッ!」

窈「なにもいってない!!」

紅「脊髄反射だな」

ともき「酷い脊髄反射だな」

マリア「いい脊髄反射ってなんでしょうか?」

ともき「いや、知らないけど…」

悠「まぁいい、せっかくだからお前には教えといてやる。仕事に役立つことだろうから」

窈「え、なに?」

悠「実はスゴイ発見をしてな……とあるポーズなんだが」

ともき「ポーズ?」

悠「まず、手を狐の形にする」

紅「狐の形って小指と人差し指を耳に見立てて残りの指で口っぽくするやつか?」

悠「それだ。」

窈「これがすごい発見?」

悠「そんなわけないだろすっとこどっこい」

窈「……」

悠「まぁいいや、マリアやってみろ」

マリア「こう」
クッ

悠「それを横に向ける。狐の横顔が見える感じで」

マリア「ほいっ」

悠「口の部分親指と中指と薬指を少し丸めるこの際、隙間を開けてもいい」

マリア「こお?」

悠「それで手を前後にゆっくりと揺らす」

マリア「ふんふん」
スッスッ

悠「口を開いて近づけると」

マリア「んあ…」
スッスッ

悠「すごくイヤラシイ動きになる」

窈「……」
ゴッ!
悠「ぐはっ!」

ともき「くだらないことをよっく思いつくなぁ」

マリア「これ、最初に狐の形作らせてるのがミソですね。最終的にはよりリアルな感じになってますよ」
スコスコッ

ともき「お前もいつまでやってる」

紅「しかし、今のいいのが入ったな」

悠「なにしやがるっ!」

窈「こっちのセリフだっ!なにが仕事で役に立つ!」

悠「アイドルにやらせてみろイメージビデオめっちゃ売れるぞ」

窈「よし、もう一発殴る」

悠「甘いわ!ボケェっ!」
ズドッ!
窈「ぐはっ!!」

悠「オラッ!どうだぁぁぁ!!」

紅「なんだかなぁ」

ともき「いや、止めようか」

紅「なんかこれは気が乗らない」

マリア「そういのもあるんですね。」

紅「あるんだわ」

悠「ふぅ、それでは小鳥遊お勉強問題!ユーラシア大陸にまたがるモンゴル人の大帝国を建国した人は?」

窈「うぅっ…おのれぇ……」

マリア「大丈夫ですか?」

悠「平気平気」

窈「お前が言うなぁ…」

紅「チンギスハーンだっけ?」

ともき「そうだな」
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