ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(4/9/夜)ー

悠「カムチャッカ」

ともき「……」

吉音「カラムーチョ?」

悠「あれ、美味いけどニンニクが濃いんだよな」

マリア「ニンニク好きそうな面しやがってるくせに!」

悠「どういう面だ」

マリア「鏡もってきましょうか?」

悠「美少年しかうつらないよ」

マリア「鏡が割れるかもしれませんね。」

悠「美しすぎて」

マリア「はっ、ははっ」

ともき「なんか嫌な笑い方だな」

悠「小馬鹿にされてるのは分かる」

マリア「お前、理解したのか?」

悠「ああ、ぜんぜん理解しない……という事を……理解したよ……」

吉音「つまり?」

悠「柔らかいものに包まれたい」

ともき「どういうことだよ」

悠「吉音を見たらそう意識した、いや、理解した!!」

ともき「ただりスケベ心が動いただけだろ」

悠「うん」

マリア「吉音さんの刀捌き見せてくれませんか?狙いは悠さんの後頭部辺りで」

悠「刃引きしてるっていっても鉄の塊でぶん殴られたら痛いからな」

吉音「悠でも?」

悠「当たり前だのクラッカー!」

ともき「いくつだよ、お前」

悠「じゅーはち!」

ともき「……」
スッ
ガシッ
悠「ガラス製の灰皿に手を伸ばさない!」

吉音「鉄製のならこっちにあるけど」

マリア「塩ならここに」

ともき「塩で行くか」

悠「やめてー!目に塩をかけるのはやめてー!」

吉音「……わっ、想像したらすごく痛そう」

悠「目に塩とかはきついよなぁ。汗が入っただけでもピーピーなのに」

ともき「なんで腹壊したみたいになるんだよ」

悠「柔らかいものに包まれたいで思い出したんだけどホワイトタイガーっているじゃん」

吉音「白いトラチー?」

悠「アイツはどっちかというとブラックタイガーだよ」

マリア「それ、海老ですよね。」

ともき「海老だな」

悠「ざんねん、バイオに出てくる蜘蛛のブラックタイガーでした!」

吉音「トラトラは?」

悠「トラボルタはいったん置いといて」

ともき「あだ名を固定しろ」

悠「ホワイトタイガーって400頭ぐらいしかいないんだけど新たに四頭の子供が生まれたらしい」

マリア「それはいいですね。子トラのうちにさんざん撫でくりまわしたいです」

ともき「言い方」

悠「おれも可愛い女の子を撫でくりくり……」

ともき「……」
ズドッ!
悠「鉄の灰皿を縦に突き刺してくるとは……」

吉音「なんでもツッコミ道具になるんだね!」

悠「これは凶器攻撃……はい、小鳥遊お勉強問題!唐の玄宗皇帝が寵愛した世界三大美女の一人は?」

吉音「良き日!」

悠「良き日にかんぱーい!」

マリア「いえーい!」

ともき「楊貴妃な。」
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