ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(3/31/夜)ー

白巳「すぅすぅ」
悠「四月前にこの寒さ……おれを殺しにかかってきてる」

ともき「顔に白巳張り付いてんぞ」

マリア「フェイスシロミー」

ともき「フェイスハガーみたいにいうんじゃない。」

白巳「くぅくぅ」
悠「しかし、この寒さはダメだろ」

ともき「まぁ、昨日までは暖かかったのにいきなり冷え込んだもんな」

マリア「明日が四月なんて嘘みたいですね。」

悠「四月バカであってほしい寒さだわ…」
ずりりっ
白巳「しゅぴぴっ」

ともき「ずり落ちてる、ずり落ちてる」

悠「何気に髪引っ張られて痛い」

マリア「はははっ」

悠「何がおかしい」

マリア「なんとなくです」

悠「そうか」

ともき「納得すんのかよ」

悠「そんなことより無双スターズしてたんたげど、アレだな。ぱんつまでしっかり作りこんでるゲームはいいな」

ともき「なにをいっとるんだ」

悠「いや、ほんと、最近だと奇声うるさいのに。ちゃんとぱんつまで作りこんでるのはエロい」

ともき「今のボケ、両方ともスルーするからな」

悠「あら酷い」

マリア「まぁ、「奇声うるさい」ってある意味ちゃんと完成してますけどね。言葉として」

悠「さすがおれ」

マリア「ははははっ」

悠「だからなんで笑った」

マリア「白巳ちゃんが可愛くて」

白巳「ふしゅるる…」

ともき「猫でもこんなだらけたねむり方しないぞ」

悠「白巳自体はぬっくいからな。とろけてんだよ」

マリア「軟体生物かな?」

悠「究極の脱力!!」

ともき「違うだろ」

悠「いや、きっとこれは世界を変える力だぞ」

白巳「くぅくぅ」

ともき「……」

マリア「それは……あり得ますね。」

ともき「あり得るのかよ」

悠「だってこれだぞ?」
プニプニ
白巳「しゅぴぴ…」

ともき「突くな、突くな」

悠「指が幸せ」

マリア「警察…」

悠「呼ぶ必要まるでなしっ!!」

ともき「いや、必要じゃないかな」

悠「ないない。っか、なんか雨音がここまで聞こえてくるんだけど」

マリア「豪雨」

悠「やめてぇ」

ともき「まぁ、天気予報だと曇りだったけどな」

悠「もう寒いのいいよ。春芽吹こうよ」

マリア「具体的には?」

悠「あっかくてぇ、そよ風ふいてぇ、短めのスカートが揺れてぇ……」

ともき「警察」

マリア「あいあいさー」

悠「やめい!はい、小鳥遊お勉強問題!7世紀から13世紀までアラビア半島を支配した帝国は!」

マリア「オスマン帝国」

ともき「ちがうだろ」

白巳「むにゅむにゅ……」

悠「おっ」

白巳「すーすー……」

悠「残念、不発だ」

ともき「イスラム帝国」
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