ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(3/26/夜)ー

悠「あっ、メガネゆがめたい」

窈「……」

悠「それ貸して」

窈「貸さないよ!!なに、ゆがめたいって!!」

悠「こう、耳にかからないようにグィって開きたい」

窈「なんのために!」

悠「意味なんぞないわ!!」

ともき「ただの奇行」

悠「へへっ」

窈「……」

マリア「絶句してますよ」

悠「今だ!」

窈「今じゃない!」

悠「なら、あとで曲げさせろよ」

窈「させない!」

ともき「もはやただの嫌がらせだな」

悠「そだよ」

窈「これ、殴ってもいいよね」

マリア「いいですよ」

悠「……」
グッ

窈「無言で構えないで」

悠「やられる前に……やる!」
ブォッン!
バッ!
窈「なんでだぬ」

ともき「ぬ?」

マリア「今、「ぬ」っていいましたね」

窈「なんなのもう!」

悠「すまんなぁ……なんなんだろうなぁ。」

ともき「いやいや…」

マリア「窈さんを自動的に敵視するシステムでしょうか」

悠「かも知れん」

窈「……」

ともき「悲しい目をしている」

悠「ひひひひっ」

窈「笑ってやがる」

悠「すまんすまん。つい、笑いがこぼれちゃった」

マリア「今のこぼれた笑いですか?」

悠「こぼれた笑いなんですよ」

ともき「なんかすいません」

窈「いや、ともき君が謝らなくてもいいんだけどね……」

悠「そうだぞ。罵倒してやれ」

ともき「なんでそうなる」

悠「喜ぶから」

窈「喜ぶか!!」

マリア「やっぱり幼女じゃないとダメですか」

窈「罵倒されたいわけではないから!」

悠「じゃあ、メガネを……」

窈「頭腐ってるの?」

悠「腐っては無いが……」

ともき「が、何だよ」

悠「今はとろけてると思う」

ともき「それ腐ってるだろ」

悠「いやいや、熱くなりすぎて溶けてだけ、少しすれば戻る」

マリア「モンハンのやりすぎですかね」

悠「敵の攻撃を避けることでいっぱいいっぱいでな」

窈「やりすぎは身体に悪いよ」

悠「限界を……超えたいんだ」

ともき「今言っても何の感動もないな」

悠「極!!」

ともき「やかましい」

悠「あー……あんみつ食べたい。ちょっと買ってきてくれ」

窈「いかないよ」

悠「チッ、はい、小鳥遊お勉強問題1863年ゲチスバーグで奴隷解放宣言の演説をしたアメリカ大統領は?」

窈「今、舌打ちしたよな」

悠「してます」

窈「この野郎!!」

ともき「完全肯定だったな」

マリア「リンカーン!」
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