ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(3/23/夜)ー

悠「……」

京「……」

ともき「……いや、何か喋れよ」

悠「あー……最近調子はどうだ?」

ともき「会話の仕方が分からない父親か!」

京「楽しい!」

悠「楽しいか、良きかな良きかな」

ともき「どんな会話だ」

神姫「しっかり話しなさいよ」

悠「なにを話せばいいやら」

マリア「悠さんのお得意の抱腹絶倒爆笑トーク」

悠「はは、小娘が!!」

ともき「自分でいつも言ってるくせに」

悠「自分でいうのは滑り芸につなげられるけどひとにいわれるのは違うじゃんね?」

京「違うのか」

悠「うん、これがなかなか違うのさ」

京「色々あるんだな」

悠「そりゃもん笑い道は奥が深くてだなぁー」

ともき「これはいいんですか?」

神姫「ぶっちゃけ悠が話していればがりゅーは何でもいいところあるからね」

マリア「盲信者かな?」

神姫「過剰し過ぎているとは思うわ」

ともき「恋は盲目か…」

悠「目薬いる?」

ともき「お前の心を洗い流せ」

悠「血と汗と涙を流せ」

神姫「流させてあげましょうか?」

悠「いえ、結構です」

京「ダメだぞ」

神姫「必要とあらばやるわよ」

悠「必要なときあるかなぁ」

マリア「必要な時しかないですよ。今もそれです」

悠「お前怖い目にあわせたろか」

マリア「アメリカで眠ったままセメント漬けにされかけましたけど」

悠「お前アメリカで何してんの?」

マリア「お仕事です」

ともき「どんな仕事してたらそんな目に合うんだ」

マリア「私が聞きたいです」

京「鍛錬か?」

マリア「鍛錬で薬で眠らされてセメント漬けは無いでしょう?ん?」

悠「崖から海へ投げ落とされたことならある」

京「絶壁から落とされたことならある」

マリア「ああ、セメント漬けもあるのかもしれない」

ともき「ないだろ…」

神姫「私はそんな鍛錬はしてないけどね」

悠「どんな鍛錬ならした?」

神姫「普通に呼吸法とか」

悠「おかしいな。おれ、もっとひどいこととかいっぱいされてるんだけど」

神姫「気のせいよ」

京「鍛錬はきついほど効果は高い」

マリア「らしいですよ」

悠「がりゅーがいうんならきっとそうなんだろうねー」

ともき「上の空」

神姫「お父さんは悠を鍛える(いたぶる)のが大好きなのよ」

悠「副音声が気になる」

マリア「私はなにも聞こえませんでした」

悠「うるせぇ!はい、小鳥遊お勉強問題!初代アメリカ大統領は?」

マリア「ロサンゼルス」

ともき「違う」

京「……ジョ、ジョージ?」

神姫「間違ってはいないけどね。」

ともき「多分テストだと丸はもらえないな」

悠「わしづかみ」

マリア「トンカツ食べたいなー」

京「ワシントン?」

悠「正解!」

ともき「ごり押しなヒントだな……」
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