ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(3/22/夜)ー

崇「暇だな」

悠「えっ…」

崇「なんだ」

悠「いや、崇が暇とか何か怖い」

ともき「怖いはおかしい」

崇「……」

悠「なんかいいなさいよ!」

崇「お前は暇そうだな」

悠「……」

ともき「こっちみんな」

悠「もしかしておれかな?」

崇「……」

悠「ハイ、目が冷たい」

優日「ピザ食べる?」

ともき「ビックリした」

優日「もぐもぐ」

ともき「なにくってる」

優日「ピザ」

悠「アメリカ人か」

優日「ごちそうしてもらっちゃった」

悠「誰に」

光姫「わしじゃ」

悠「みっきー!」

光姫「みっきーいうな」

吉音「もぐもぐ」

優日「もぐもぐ」

ともき「女2人が無心にピザを頬張るなよ…」

崇「盛大だな」

悠「盛大っていうかLサイズのピザをひとり一枚くってるのは桁が違う」

光姫「わしは一枚ずつしか食べとらんがの」

ともき「まぁ、Lサイズなら一枚ずつでも大きいですけどね」

悠「もっと食べてもいいんじゃないっすか?」

光姫「そうしたいところじゃが……わしはこの二人とは違って食べたら食べた分、身につくからのぅ…」

優日「栄養の蓄えは大事」

吉音「食べなきゃ元気にいられない!!」

光姫「特異体質どもめ」

悠「崇はどうよ?」

崇「なにがだ」

悠「食事とかってどうしてる?」

崇「会食ばかりだ。普通の食事が恋しいことが多い」

悠「セレブか!あ、セレブだ」

崇「お前との会話はいつも俺の貴重な人生の時間を損させる」

悠「失敬過ぎだろ!!」

崇「だから、秋宵月の飯が食いたいな」

悠「お前はホント真桜には信頼おいてるよな」

崇「まぁな」

吉音「真桜ちゃんのご飯美味しいもんね」

優日「私も毎日ご飯作って欲しいわぁ。」

ともき「コラコラ」

光姫「ふむ…」

悠「どうかしました?」

光姫「いや、悠の家を大衆食堂にしたらよいのではないかと思っての」

悠「ああ、隣の空き家潰して……」

ともき「ひと住んでるだろ!しかも、親戚!」

悠「ともきは冗談が上手いなぁ」

ともき「冗談でも何でもない」

優日「食堂を開いたら私たちは何割引きで食べられるの?」

吉音「食べ放題だよきっと!」

優日「ディモールトベネ!」

悠「こういうやからが居るから却下ですわ」

光姫「喰い潰されそうじゃな」

崇「茶屋ですら火の車だろうしな」

悠「うるせいやい!はい、小鳥遊お勉強問題!1775年から始まったアメリカとイギリスとの戦いは?」

吉音「アメリカとイギリスの戦い!」

ともき「それが何っていう問題なんだけどな」

優日「じゃあ、いっとこうかマヨネーズ戦争勃発!」

悠「マヨネーズ戦争を終結させた男 その名も…ケ・ チャップ夫人!!」

ともき「うるせーよ!」

崇「アメリカ独立戦争だろ」

光姫「うむ、そうじゃな」
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