ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(3/19/夜)ー

悠「ハンバーガーで数万円も支払ったのは初めてだ」

吉音「もぐもぐ」

ゆえ「むぐむぐ……」

優日「はむはむ」

ともき「一心不乱に食べてるな」

悠「なんか優日まで一緒に喰ってるしな!!」

優日「ポテトはサラダ」

ともき「サラダではない」

想「私も半分出しますよ」

悠「大丈夫です……っか、想さんは自分の分は支払ってくださってますしおすし」

吉音「ごちそうさま」

悠「おれに感謝は?」

吉音「ありがと♪」

悠「よろしい」

ともき「それでいいのか」

悠「諦めも肝心」

ゆうな「お腹の具合はいかが?」

ゆえ「まだまだいけるぜ……」

悠「そこは夕飯で補ってください」

優日「夕飯なに?」

悠「自分の家で食え!」

優日「ごはんはね、みんなで食べると美味しいんだよ?」

吉音「わかる!!」

悠「わかるけどもねー」

ともき「まぁ、頑張れ」

想「止めた方がいいんでしょうか?」

吉音「想ちゃんもいっしょに食べるから止める必要ないよ!」

想「私もですか!?」

悠「いや、まぁ、うちで飯食うとしたら想さんもですよ」

吉音「ねー」

想「というか、ホントにお邪魔してもいいのですか?」

ともき「気にしなくていいと思いますよ」

優日「そうそう、我が家と思ってくつろげばいい」

悠「お前が言うんじゃないよ!!」

ともき「だいたい誰でもフリーダムに出入りしてるしな」

悠「怪しい奴はバロンが喰いつくんだけどなぁ」

優日「悠が食いつかれないのはなんで?」

悠「飼い主!!」

ゆうな「はい」

悠「いやいや、バロンの飼い主はおれ!また、おれ!」

ゆうな「ごはんとか散歩とかしてるの私なのにー。」

ともき「おいおい…」

悠「それはそれ、これはこれ」

ともき「それでいいのか飼い主」

優日「むしろ飼い主として、なにしてるの?」

悠「……愛を注いでる」

ゆうな「ドラァ」
デモン『……』
ズドッ!
悠「ぐふぁっ!」

ともき「今のはしゃーないな」

悠「ああもうダメだ。想さん、膝枕してください」
スッ
想「有無を言わさず頭おいてますよね。いいですけど。」

優日「あいつ余裕あるべ」

ゆうな「ゆえ、帰りにおやつ買ってもらうといいよ」

ゆえ「じゃあ、どーなつ……」

吉音「わーい、ドーナッツ!!」

悠「謝るから許して!はい、ここで小鳥遊お勉強問題!アヘン戦争後の講和条約は?」

優日「こんにゃく条約」

ともき「柔らかそうだな」

ゆうな「あっさて、あっさてさてさてさてさて」

ともき「南京玉簾か……」

吉音「ジュネーブ条約?」

ともき「とりあえず知ってるのいったな」

想「南京条約ですね」

悠「Exactly」
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