ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(3/8/夜)ー

悠「おっおっおっ。」

優日「アシカかな?」

悠「いや、くしゃみが出そうだった」

ともき「せめて「はっはっ」だろ」

悠「ハーーッハッハッハッハッ」

優日「馬鹿笑い」

ともき「馬鹿が笑ってる」

悠「あー?」

ともき「馬鹿が笑ってる」

悠「なんてこった、まっすぐに見られながらいわれた。」

優日「口に出さなきゃ伝わらないこともある」

悠「ティーダさんの大っ嫌い定期」

ともき「どんな定期だ」

氷室「こんばんわ」

悠「てくてくのんのん」

氷室「はい?」

悠「いや、なんでもない」

千夜「アホか」

悠「ハハッ」

ともき「いや、笑うタイミングじゃない」

優日「悠の笑い声を聞くと胃に悪いよ」

ともき「マジか」

悠「おれの笑い成分ってなんだよ」

氷室「胃に悪いものといえば……冷たいものでしょうか?」

悠「真桜なんて常に冷たいもの食ってるぞ。夏の主食はアイスか氷だし」

千夜「百歩譲ってアイスはいいとして氷ってなんだ」

悠「水が凍ったもの」

千夜「……」
スパンッ!
悠「痛いの!」

ともき「もっと蹴っていいぞ」

千夜「……」
ザッ!

悠「本格的に構えをとるな!」

氷室「しかし、昨日今日とずいぶんと風が冷たかったですね。」

優日「あったかいもの食べたいわぁ。ラーメンとか」

ともき「露骨だな」

悠「ギョーザと炒飯もつけて」

千夜「うるせぇ」

優日「唐揚げとエビチリも」

ともき「どんどん増えてる」

氷室「中華はたくさんいろんなものを食べたくなりますよね。」

悠「満漢全席やぁ」

千夜「本格中華料理店いけ」

悠「中華一番」

優日「なんで料理漫画とかで食べる人は服が弾け飛んだり口からなぞの光のブレスを吹きだしたりするんだろう」

氷室「表現の自由ですよ」

ともき「それ、意味が違ってきます」

悠「まぁ、アニメ版味皇のリアクションに勝てる表現はないだろうけどな。爺さんが車いすで爆走したり、城になったりするし」

千夜「どんな状況だよそれ」

悠「え、ハンバーガー食べたりしたときのリアクション」

千夜「……」

悠「だって本当なんだもんっ!」

ともき「もんっていうな」

優日「あ、ハンバーガーも食べたい」

氷室「お腹……空いているんですね」

優日「いっつも腹ペコです!」

ともき「練習後の高校球児か」

優日「じゃあ、腹ペコりんちゃんで」

ともき「じゃあってなんだ、じゃあって」

悠「はい、それでは小鳥遊お勉強問題!『社会契約論』を著した人は?」

優日「ジグソー」

悠「ゲームオーバー」

千夜「ルソーだろ」

悠「うっそー」

千夜「……」
ドゴッ!
悠「ヴっ!」

ともき「今のは蹴られても仕方ない」
37/100ページ
スキ