ｰラスタ･ラヴ(2/24/夜)ｰ

悠「やっぱり夜は冷えるわ」

ともき「白巳か?」

悠「いいや、今日はこれだ。」
スッ

ともき「……ひざ掛け?」

悠「ひざ掛け」

ともき「まぁ、それでいいんならいいんだけどな。」

悠「…………寒い」

マリア「頭とか大丈夫ですか?」

悠「問題ない。依然、変わりなく!!」

マリア「使い方間違ってますよね?」

悠「どうも、今日はちょうしが悪いっぽいな……」

マリア「そうですね。いつもよりクレイジーな感じがないです」

ともき「なにを求めてるんだよ」

悠「愛かな」

マリア「金です」

ともき「……なんていうか、お前は一切ブレないな」

マリア「金金金金金」

悠「騎士として恥ずかしくないのか!」

マリア「騎士以外の発言は認めない!」

ともき「お前らどっちも騎士じゃないだろ」

悠「はい」

マリア「はい」

ともき「……」

神姫「馬鹿が馬鹿なことしてるわね。」

悠「馬鹿でーす」

マリア「私は辞退するので、馬鹿の称号は悠さんが独占してください」

悠「きさまっ!!」

京「悠はバカじゃないぞ」

悠「あら、がりゅーもいたのか」

京「うん」

悠「そうか、そうか……どううしたらいい?」

ともき「なにをだよ…」

マリア「何か物まねしてひと笑い取りましょう」

悠「物まね……コホン、ブラボーーーッ!」

ともき「誰のなんの物まねだよ…」

マリア「アヴドゥルのマジシャンズレッドの「クロスファイヤーハリケーン」をシルバーチャリオッツにまともに食らったポルナレフ。スタンドの像は溶解し、全身大火傷で再起不能になっただろうと察した一行はその場から去ろうとした。だがシルバーチャリオッツの体が突然バラバラに分解し、ポルナレフは仰向けの姿勢のまま空へ飛び、アヴドゥルを称賛……したときのポルナレフじゃないですか?」

ともき「長い」

神姫「違うでしょ。ポルナレフのセリフは「ブラボー!おお…ブラボー!!」だもの」

ともき「詳しいですね…」

京「神姫姉はすごいからな!」

マリア「それで結局今のは?」

悠「須原椎造(すばらしいぞう)」

ともき「誰だよ!!」

悠「ブラボーおじさん」

京「誰だ?」

神姫「さぁ」

マリア「あ、私は分かりました。ミスター味っ子の解説するおじさんですね。」

悠「正解、漫画版だと無名キャラだけどアニメだと須原椎造って名前がついてるんだ。」

ともき「ひと言いいか?」

神姫「私も」

悠「どうぞ」

「「どんなモノマネだ(よ)」」

悠「結構自信あるモノマネなんだけどなぁ」

京「悠は色んなことができるんだな、すごい。」

悠「へへっ!」

ともき「なんだかなぁ」

悠「それでは小鳥遊お勉強問題!バルトロメウ・ディアスが到達したアフリカの最南端(実際は違う)の岬は?」

マリア「最初は「暴風岬」と名づけられたんですよね」

神姫「東方への新航路の開拓を望むジョアン2世が改名したのよ。」

京「ええと、ええと……希望峰?」

ともき「正解」

悠「よーし、よしよしよしよ。」
なでなでなでなで
京「///」
キラ☆キラ☆

マリア「わっ、まぶしい」